2011年10月18日に15年ぶりの再結成を果たした、ザ・ストーン・ローゼズのドキュメンタリー映画『Made Of Stone』が発売になりました。
ザ・ストーン・ローゼズといえば、90年代のブリット・ポップ系アーティストからリスペクトされ、カリスマ的な人気を誇るバンド。
解散まで2枚しかアルバムを出しておらず、そのうち2nd『Second Coming』は酷評を受けているので、実質はデビュー作『The Stone Roses(石と薔薇)
』だけで評価を勝ち取ったグループでもあります。
今作では、再結成コンサートに向けたメンバーの様子や、過去の歴史を振り返るといった内容になっています。
再結成には最盛期のメンバーである、イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、マニ、レニが揃い、今作の中でも相変わらず独特のグルーヴ感を聴かせてくれています。
ライヴのセット・リストも、80年代の楽曲に限定されているので、まさにファンが聴きたい曲に集中した形ですね。
まぁイアンが新曲を用意していると発言した割には、未だ発表されていないのは残念なところですが。
また、ところどころ過去の映像として、演奏シーンやインタビューなども挟まれますが、こちらは大まかにヒストリーを紹介することがメインになっており、ライヴ映像も途中で切れたりすることが多かったりします。
それとボーナス映像には、プレミア上映時のインタビューや、2012年のフジロック・フェスティバルからの演奏シーンなども収録。
まぁ再結成後のリリースとしては、ドキュメンタリーではありますが今作が唯一の作品ではあるので、とりあえず今作を観ながら新作を待つしかしょうがないですかね。