アップルがiPad Airを発表

アップルが「We still have a lot to cover.」と予告していた新製品発表会で、「MacBook Pro」「iPad Air」「iPad mini」の新モデルを発表しました。

「MacBook Pro」は、CPUに第4世代Core iシリーズ「Haswell」、無線LANに「IEEE 802.11ac」、インターフェイスに次世代規格である「Thunderbolt 2」を搭載し、13インチが134,800円から、15インチが204,800円からとなっています。

また今回からはRetinaディスプレイ、SSDドライブに限定されており、有線LANポートやDVDドライブ、HDDドライブが搭載している旧モデルは13インチのみが継続販売されるようです。

まぁ予想通りの展開ではあるのですが、まだSSDドライブが安くない価格帯だけに、ちょっと悩ましいところではありますね。

それと以前から予告されていた「Mac Pro」は、12月発売で318,800円からということも発表されています。

そして事前の予想通り、本日から「OS X Mavericks」もダウンロード可能となり、価格は無料とのこと。

また同時に「iPhoto」「iMovie」「GarageBand」「Pages」「Numbers」「Keynote」と、主要アプリケーションのMac版iOS版もすべて無料化と大盤振る舞い。

アップルは以前からOS XやiLifeアプリケーションの価格を段階的に引き下げてきましたが、ここにきてついに全部タダにしたわけですね。

「iPad」については、ベゼル部分を大幅にカットしたデザインとなり、名称が「iPad Air」に変更になっています。

CPUは「iPad Air」「iPad mini」ともA7チップ、M7モーションコプロセッサ搭載となり、カメラやモニタ解像度も同じということで、新モデルからはスペックによる差がなくなりました。

価格は「iPad Air」Wi-Fiモデルが51,800円から、「iPad mini」Wi-Fiモデルが41,900円から。

「iPad mini」はRetinaディスプレイ化したせいか、1万円近く値上げになっていますね。

「iPad Air」は旧モデルと比べると130g以上の軽量化なので、けっこう魅力的です。

今年は、ジョブズ後の新プロダクトがいろいろ出てきた年になったので、アップルユーザはそろそろ買い替えの時期になるのでしょうかねぇ。

Paul McCartney『New』

11月には「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」で、11年ぶりの来日公演が予定されているポール・マッカートニーが新作『New』をリリースしました。

前作『Kisses On The Bottom』がジャズ・アルバムだったので、ポップスの作品としては2007年の『Memory Almost Full(追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル)』以来。

今作ではポールにしては珍しく複数のプロデューサーを起用しており、ポール・エプワースマーク・ロンソンイーサン・ジョンズに、ジョージ・マーティンの息子ジャイルズ・マーティンとなっており、ポール・エプワースとは楽曲の共作までしています。

アルバムは1曲目「Save Us」からノリの良いバンド・サウンドが展開されており、ポール自身は「バック・トゥ・ザ・ビートルズ・アルバムズ」とコメントしていますが、雰囲気的には90年代の『Off The Ground』『Flaming Pie』辺りに近い感じでしょうか。

先行シングルとなった「New」は割と懐古的な曲でしたが、アルバム全体では実験的にいろいろやってみたという印象ですね。

2000年代は割とミニマムな作品が続いていたので、久しぶりに元気なアルバムになっているのは嬉しいところです。

来日公演の直前には、ザ・ビートルズのラジオ音源集『On Air – Live At The BBC Volume 2』もリリースされるので、観に行く予定の人は合わせてドップリと聴き込んでみるのも良いのではないでしょうか。

Miley Cyrus『Bangerz』

米TVドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』のマイリー・スチュワート役で人気を得たマイリー・サイラスが、自身の名義では4作目となる『Bangerz』をリリースしました。

今作ではデビュー以来所属していたディズニーを離れ、ソニーに移籍しての第1弾となる作品。

プロデューサーにはマイク・ウィル・メイド・イット、ドクター・ルーク、ウィル・アイ・アムファレル・ウィリアムスなどを起用し、ゲストにはブリトニー・スピアーズネリービッグ・ショーンなどが参加と、かなり豪華なメンツが揃っています。

また髪型も特徴だったロングヘアーから、男性のツーブロックのようなベリーショートに変更するという大胆なイメージチェンジまで行っています。

前作『Can’t Be Tamed(キャント・ビー・テイムド~ワタシ革命~)』では、いきなりエレクトリック・サウンドに転身してファンを困惑させましたが、今作はとりあえず出足はなかなか好調のようですね。

今作からのシングル・カットは「We Can’t Stop」「Wrecking Ball」で、新曲でもさすがの歌唱力を披露していますが、ただアルバム全体を聴くとけっこう印象が変わる感じでしょうか。

曲ごとにゲストやプロデューサーの影響が大きく出ていて、良く言えば最新のスタイルで制作されており、悪く言えばマイリーらしさが消えたという印象です。

本人はディズニーのイメージを払拭したいようですが、ティーン時代のファンは何とも微妙な心境かもしれませんね。

Madonna『MDNA World Tour』

マドンナが2012年にリリースした『MDNA』に伴うワールド・ツアーから、2012年11月19日〜20日に行われたフロリダ州マイアミのアメリカン・エアラインズ・アリーナ公演が映像作品『MDNA World Tour』として発売になりました。

アルバム『MDNA』は、彼女としては最も売上の少ない作品でしたが、ライブ・ネイションと契約したこともあり、収益の大部分はコンサートで稼ぐのがマドンナ。

本ツアーもコンサートというよりも、全編を通して巨大なセットやCG、ダンス・パフォーマンスで構成されている、エンターテインメント・ショーといった様相となっています。

ステージは4部構成になっており、それぞれ間にビデオ・インタールードを挟んで、セットや衣装がチェンジされる流れになっているので、観ていて飽きないように工夫されていますね。

選曲的には『MDNA』からの楽曲だけでなく、昔の曲もそれなりに取り入れていますが、ほとんどの曲がアレンジし直されているので、あまり昔の曲を懐かしむといった感覚にはならないかと。

唯一、終盤の「Like A Prayer」で客席にマイクを向けるシーンが、何だか微笑ましかったりするぐらいです。

それと内容について苦情になっている部分ですが、第1部の銃で人を撃って血しぶきがスクリーンに表示される演出などは、ちょっと観ていて気分を害される人もいるかもしれないので注意ですね。

まぁ本作はライヴ作品というより、完璧に作りこまれたステージで、ミュージカルや演劇感覚で観ると楽しめる作品ではないでしょうか。

Justin Timberlake『The 20/20 Experience – 2 of 2』

ジャスティン・ティンバーレイクが半年前にリリースした『The 20/20 Experience』の続編として、『The 20/20 Experience – 2 of 2』を発売しました。

前作はセールスがダブルミリオンを獲得し、MTVビデオ・ミュージック・アワーズでは4部門受賞と絶好調でしたが、今作もビルボードのアルバム・チャート初登場1位と好調なスタート。

ちなみに今作はタイトルが示す通り、前作と対になっている作品であり、制作は同時期に行われています。

今作からは「Take Back The Night」「TKO」とシングル・カットされており、それを聴いても前作と同様の路線といったことが感じ取れるのではないでしょうか。

とはいっても、前作ではジェイ・Zとコラボした「Suit & Tie」や、「Mirrors」のような強力なシングル曲がアルバムを後押ししましたが、今作は勢いがやや弱まった感もあるところ。

まぁ連作モノはどうしても後発の方で統一感にブレが出て、寄せ集め的な印象になってしまうのでしょうがないところではあるんですが。

ただ、そうはいってもさすがにティンバランドとのタッグで制作されているので、個別に見れば十分にクオリティの高い楽曲が揃った作品だと思います。

ちなみに前作を買いそびれてしまった人は、ボーナス・トラックはカットされていますが、今作とセットになった『The 20/20 Experience – The Complete Experience』もリリースされていますので、これを機にまとめて聴いてみるのも良いかもしれないですね。

Nirvana『Live And Loud』

ニルヴァーナIn Utero』20周年記念盤のスーパー・デラックス・エディションにオマケとして付属されていたDVD、1993年12月13日のMTVライヴ『Live And Loud』が単体でリリースされました。

収録曲のうち9曲は海賊盤『MTV Live & Loud 1993』、「Scentless Apprentice」は『From The Muddy Banks Of The Wishkah』でも聴くことができましたが、完全版としてリリースされるのは今回が初めて。

後期ニルヴァーナらしく、ステージはメンバー3人にパット・スメア(フー・ファイターズ)も加えての4人編成となっており、「All Apologies」ではピンポイントでチェロ奏者ローリー・ゴールドストーンも参加しています。

内容としては『Nevermind』『In Utero』からの楽曲が大半で、特筆して書くほどの部分はないですが、安定感のある演奏という感じですね。

ただ最後の曲「Endless, Nameless」では、クリス・ノヴォセリックがしゃがみ込んでアグレッシブなベース・プレイを始めたかと思うと、曲終わりではカート・コバーンがカメラに唾を吐きかけてギターを叩き壊し、セットをなぎ倒して帰っていきます。

まぁ最後の曲に入る前に、わざわざギターを持ち替えているので、これも予定調和ということなのでしょうか。

それと特典映像には、本編のリハーサル映像や、「Heart-Shaped Box」のPV、94年のライヴ映像なども収録されています。

特にリハーサル映像では、カートがドラムを叩くシーンなども観られるので、興味深いところではないでしょうか。

携帯3社が2013冬~2014春モデルを発表

9/30にソフトバンク、10/2にau、10/10にNTTドコモがそれぞれ、2013冬~2014春モデルを発表しました。

ソフトバンクは、スマートフォン4機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルルータ1機種、スマート体組成計1機種。

スマートフォンについては、大画面、高画質カメラ、大容量バッテリーと手堅く押さえていますが、スペック的にはこれといったインパクトも無い印象。

ただ冬春モデルでは初めて、iPhone向けに提供してきたネットワーク「SoftBank 4G LTE」と、Android向けに提供してきた「SoftBank 4G」が両方使える「Hybrid 4G LTE」を打ち出し、4機種とも対応端末となっています。

まぁエリア的には「SoftBank 4G LTE」の方が圧倒的に広いので、基本的にはiPhoneと同じエリアでAndroid機が使えるようになったと考える感じでしょうか。

auは、スマートフォン6機種、フィーチャーフォン2機種、タブレット1機種、モバイルルータ1機種、フォトフレーム1機種、防犯GPS端末1機種。

auのイチオシとしては、LGエレクトロニクスと共同開発した「isai」、ソニー「Xperia Z1」、サムスン電子「GALAXY Note 3」あたりでしょうか。

特に「GALAXY Note 3」は、同日発売予定の腕時計型端末「GALAXY Gear」と組み合わせて使うこともできるので、要注目ですね。

NTTドコモは、スマートフォン11機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルルータ2機種、フォトフレーム1機種。

NTTドコモの目玉機種としては、ソニー「Xperia Z1」「Xperia Z1 f」、サムスン電子「GALAXY Note 3」「GALAXY J」、スクウェア・エニックスとコラボした「SH-01F DRAGON QUEST」。

NTTドコモは「Xperia Z1」だけでなく、日本向けに小型化した「Xperia Z1 f」まで投入していたり、「GALAXY Gear」の対応端末が「GALAXY Note 3」だけでなく「GALAXY J」にも対応と、けっこう力入ってますね。

さらに「ドラゴンクエストX」に対応し、「ドラゴンクエストVIII」がプリインストールされた「SH-01F DRAGON QUEST」も面白いところ。

またモバイルルータ「Wi-Fi STATION L-02F」については、モバイルルータの中で唯一IEEE802.11acに対応しています。

全体としては、ソフトバンク、auは引き続き機種数を絞り込んだ戦略ですが、NTTドコモは手広くラインナップを揃えた印象ですね。

iPhoneではなくAndroidで考えている人は、確かにNTTドコモの品揃えは魅力的ではあるので、これでユーザ流出を食い止めることができるかどうかというところでしょう。


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