Amazonアプリストアがオープン

Amazonが日本でも、Android端末向けのアプリストアをオープンしました。

Kindle Fire」「Kindle Fire HD」以外でも利用可能で、アプリ本体をAmazonからダウンロードすることでアプリが購入できるようになります。

Google Playとの違いは、毎日日替わりで有料アプリが無料で提供されることや、決済はAmazonアカウントで行うことなど。

他にも開発者向けに、ゲームをクラウド上にセーブしたり、他のユーザとスコアを競うことのできる「Amazon GameCircle」や、Google マップとは別に「Amazon Maps」も用意されているので、Amazonアプリストア向けにカスタマイズしているアプリもあるかもしれませんね。

まぁ品揃えの方はまだまだといった感じですが、アプリの登録にはAmazonの審査が必要なので、Google Playでセキュリティの弱さを気にする人はこちらを利用するのも良いかもしれません。

Coldplay『Live 2012』

コールドプレイが、2011年に発表した『Mylo Xyloto』に合わせて行ったツアーから、コンサート映像が『Live 2012』としてリリースされました。

映像作品としては『Live 2003』以来となり、当時は暗くて重い作風が特徴でしたが、ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた『Viva la Vida Or Death And All His Friends(美しき生命)』辺りからずいぶん作風も変化してきたので、現在の彼らを知るにはちょうど良い作品かもしれませんね。

選曲については、『Mylo Xyloto』からの楽曲半分、過去のヒット曲半分といったところで、ツアー映像としてはバランスもちょうど良い感じでしょうか。

映像を観ていて印象的なのは、『Mylo Xyloto』のイメージに合わせて、ステージ上の照明から客席に至るまで非常にカラフルな演出が行われており、そのきらびやかさに魅入ってしまうところでしょう。

コンサート自体も、「In My Place」を歌いながらクリス・マーティンがステージ上で飛び跳ねたり、リアーナがゲストで登場する「Princess Of China」、突然メンバーが客席の間から登場する「Us Against The World」など、楽しそうなイベントであることが伝わってきますね。

今作は、安定して楽しめるライヴ映像といったところじゃないでしょうか。

The Rolling Stones『Charlie Is My Darling』

ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年企画として、1966年公開のドキュメンタリー映画『Charlie Is My Darling』が再編集されて発売になりました。

撮影された1965年9月3日~4日といえば、彼らの代表曲「(I Can’t Get No) Satisfaction」が発表されたばかりで、まだまだ初期のR&B/ブルース路線を主体としており、故ブライアン・ジョーンズがリーダーを務めていた時期。

ちなみにタイトルが『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』となっていますが、内容は特にチャーリー・ワッツに絞ったわけではなく、当時のストーンズ全体を取り巻く環境を捉えたものになっています。

また今作は、当時の映像に未公開シーンを加え、さらに編集も一から行っているので、全くの別物といった内容になっています。

DVD/Blu-rayには、1966年公開時のバージョンも収録されており、そちらは映像に別の音源を被せた編集が多くなっているのに比べ、今回は撮影された素材をそのまま残した部分が多く、よりドキュメンタリー色が強まった感じですね。

演奏中に熱狂した観客がステージに上がってきたり、ホテルの一室でミック・ジャガーキース・リチャーズが作曲している様子など、ストーンズ・ファンなら興味深く観ることができるのではないでしょうか。

2人が作曲中にノッてきて、ザ・ビートルズエルヴィス・プレスリーのナンバーを演奏し出したりするシーンは、本作の見どころの一つでしょう。

それと今作はDVD版Blu-ray版の他に、両バージョンとボーナス・ディスクを付属したスーパー・デラックス・エディションも発売になっています。

スーパー・デラックス・エディションのCD1は本作のサウンドトラック、CD2と10インチEPには1965年3月の英国ツアーからライヴ音源を収録。

半分以上がR&Bのカバー曲で、締めが当時の最大ヒット曲「The Last Time」と、初期ストーンズのステージを知るには面白い音源ではありますね。

まぁストーンズ・ファンは、ベスト盤『GRRR!』、ヒストリー映画『Crossfire Hurricane』とセットで、本作もすでにチェック済みなのでしょうが。

Led Zeppelin『Celebration Day』

2007年12月10日にロンドンのO2アリーナで行われた、レッド・ツェッペリンの再結成コンサートが『Celebration Day(祭典の日(奇跡のライヴ))』としてリリースされました。

当時は、コンサートのチケットがオークションで2,000万円近くまで上昇したことや、多くの著名人が客席にいたことで、非常に注目を集めたイベントとなっていました。

ちなみにツェッペリン解散後は、ペイジ&プラントとしての活動や、ジミー・ペイジが他のアーティストとのコラボでツェッペリン時代の曲を演奏することはありましたが、ツェッペリン名義でのステージは1988年以来となっています。

コンサート当日は序盤でモニターのトラブルがあったらしく、冒頭の「Good Times Bad Times」「Ramble On」で演奏がやや締まりのない感じになっていますが、「Black Dog」以降はリズムもタイトになり、かなりベストなパフォーマンスを披露してくれていますね。

ステージ初演奏となった「For Your Life」や、「Trampled Under Foot」でのジョン・ポール・ジョーンズのキーボード・プレイ、「Dazed And Confused(幻惑されて)」でのバイオリン奏法、「Stairway To Heaven(天国への階段)」でのダブルネック・ギター、「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」でのテルミンなど、選曲に出し惜しみがないので、ファンなら大満足の出来でしょう。

それと今作は、CDのみの通常版、CD+DVD(またはBlu-ray)のスタンダード・エディション、さらにボーナスDVDが付いたデラックス・エディションと3形態で販売されていますが、ボーナスDVDでは12月6日に行われた、通しのリハーサル映像を収録。

リハーサル映像は、カメラは引きの1台のみ、メンバーも淡々と演奏を続けているだけなので、まぁ無くても良かったんじゃないかと思うところですが。

今までツェッペリンのライヴ映像といえば、『The Song Remains The Same(狂熱のライヴ)』『Led Zeppelin DVD』ぐらいしかリリースされていなかったので、今作もファンにとっては貴重な1作となるのではないでしょうか。

Green Day『¡DOS!』

グリーン・デイが『¡UNO!』に続く、3部作の第2弾『¡DOS!』をリリースしました。

3部作はそれぞれ、スペイン語で1、2、3の意味から取られた『¡UNO!』『¡DOS!』『¡TRÉ!』と名付けられ、2か月おきのリリースが予定されていましたが、ビリー・ジョーが薬物依存で入院してツアーが中止になったためか、『¡TRÉ!』については発売日が前倒しにもなっています。

前作『¡UNO!』は、初期のグリーン・デイを彷彿とさせるような勢いのあるパンク・ナンバーが並んでいましたが、今作ではややメロディックなミディアム・テンポの楽曲が増えたような感じです。

アルバム全体では統一感よりも、バラエティ豊かな楽曲が並んでいるような印象で、まぁある意味では『Nimrod』『Warning』といった中期のグリーン・デイを現したような作品とも言えるかもしれません。

シングル・カットは「Stray Heart」が選ばれていますが、この曲はもともと『¡TRÉ!』に収録予定だったそうで、今作からのシングル候補が少ないと判断した結果こちらに収録したのかもしれませんね。

まぁ今作は、『¡TRÉ!』が発売になった時にトータルで評価するべき作品なのかも。

Paul McCartney『Live Kisses』

ポール・マッカートニーが、アルバム『Kisses On The Bottom』のリリース翌日に行ったスタジオ・ライヴが『Live Kisses』としてリリースされました。

元々、このライヴ映像はiTunes Storeで生中継され、音源の一部は『iTunes Live from Capitol Studios』としてリリースされていますが、今作で完全版として登場したことになります。

演奏シーンは生配信時と同じく全編モノクロ映像となっており、各曲の間には新たに関係者へのインタビュー映像を追加。

インタビュー映像では、当日ライヴには出演していませんが、レコーディング時に参加していたエリック・クラプトンスティーヴィー・ワンダーなどもコメントを残しています。

まぁ、演奏の方はiTunes Storeでしばらくの間アーカイブが視聴できたので、すでに観た人も多いでしょうが、『Kisses On The Bottom』収録曲からジャズのスタンダード・ナンバーを次々に披露するというもの。

バックはダイアナ・クラールのバンドが務め、ポールが珍しく楽器を持たず、シャウトをしないで控えめなトーンで歌うのが新鮮な印象でした。

また今作にはボーナス・フィーチャーとして、『Kisses On The Bottom』のメイキング映像や、シングル「My Valentine」のPVも収録。

「My Valentine」のPVには、手話で出演したジョニー・デップとナタリー・ポートマンの全バージョンが含まれており、その撮影時のオフショットでポールとジョニーのジャム・セッションまで観れるのは面白いところです。

ちなみに本作のブックレットには、『Flowers In The Dirt』でも共演したダイアナ・クラールの夫、エルヴィス・コステロがけっこうな長文でコメントを残しているので、熱心なファンならチェックしてみても良いかもしれませんね。

Aerosmith『Music From Another Dimension!』

エアロスミスが8年ぶりとなるニュー・アルバム『Music From Another Dimension!』をリリースしました。

前作『Honkin’ On Bobo』がカバー集だったこともあるので、完全な新作としては2001年の『Just Push Play』以来11年ぶりということになります。

一時はスティーヴン・タイラージョー・ペリーの確執が目立った時期もありましたが、2011年頃からはツアーも再開して、7年ぶりの来日公演も行う精力的な活動を展開。

また今作も、プロデューサーには『Get Your Wings(飛べ!エアロスミス)』『Toys In The Attic(闇夜のヘヴィ・ロック)』『Rocks』『Draw The Line』といったアルバムで、70年代のエアロスミスを支えたジャック・ダグラスが起用されています。

今作の印象としては、全体的にハードな曲が多く、80年代以降の商業ロックっぽい雰囲気から、やや70年代のテイストに戻した感じでしょうか。

1stシングル「Legendary Child」、3rdシングル「What Could Have Been Love」あたりはポップなので、今までと違いは感じないかもしれませんが、アルバム全体で聴くとやや印象が変わるかと思います。

それと今作にはゲストに、ジュリアン・レノンキャリー・アンダーウッド、スティーヴンの娘ミア・タイラーなども参加していますが、「Freedom Fighter」ではジョー・ペリーがボーカル、ジョニー・デップがコーラスという変わった取り合わせも。

ちなみに今作には通常版の他、ボーナス・ディスクとライヴ映像やインタビューなどが収録されたDVD付きのデラックス・エディションも発売されています。

ボーナス・ディスクには、トム・ハミルトンが初めてボーカルを取る「Up On The Mountain」など3曲を収録。

DVDのライヴ映像には2012年のツアーから4曲が収録されていますが、「Train Kept A Rollin’」でジョニー・デップがジョー・ペリー、ブラッド・ウィットフォードと並んでギター・バトルを披露しているのが見どころですね。

久々のリリースとなった本作ですが、前作までに比べると予想以上にロックしているアルバムなので、なかなか悪くないのではないでしょうか。