Ringo Starr『Ringo 2012』

同じ元ビートルズポール・マッカートニーも同時期に新作『Kisses On The Bottom』を発表し、グラミー賞でトリのパフォーマンス、パーソン・オブ・ザ・イヤー受賞と華やかにピックアップされていましたが、こちらリンゴ・スターも負けじと新作『Ringo 2012』をひっそりと発売しました。

総収録時間29分、9曲中2曲がカバー曲、2曲がセルフカバー曲、ジャケットもタイトルも超シンプルと、聴く前から一抹の不安を感じるアルバムではありますが、今作は良くも悪くもリンゴらしい1作になっているのではないでしょうか。

今作も前作『Y Not』に続きセルフ・プロデュース作となっており、ゲストにはジョー・ウォルシュデイヴ・スチュワートエドガー・ウィンター、ドン・ウォズ、ケニー・ウェイン・シェパードヴァン・ダイク・パークスなどが参加。

全体的に勢いのある楽曲が並んでおり、『Ringo The 4th(ウィングズ~リンゴ IV)』からのセルフ・カバー「Wings」や、『Ringo』からの「Step Lightly」なども今作で力強く生まれ変わっている感じですね。

ここ数年はコンスタントに作品をリリースしているリンゴですが、今作でも相変わらず元気なドラミングとヴォーカルを聴けて、なんだかホッとするような感覚でしょうか。

Paul McCartney『Kisses On The Bottom』

ポール・マッカートニーが、初のアメリカン・スタンダードのカバー集『Kisses On The Bottom』をリリースしました。

今までロック/ポップス以外のジャンルでは、クラシック、ハウス・ミュージックの作品はありましたが、ポールのジャズ・アルバムというのは初めてですね。

今作のプロデュースはトミー・リピューマが務め、演奏はダイアナ・クラールが全面的にバックアップ、ポール自身はボーカルに専念というスタイルで収録されています。

それと、シングル・カットされた「My Valentine」と「Get Yourself Another Fool」にはエリック・クラプトン、「Only Our Hearts」ではスティーヴィー・ワンダーがそれぞれゲスト参加しています。

1曲目のイントロを聴いた段階で「あれっ、これホントにポールのアルバム?」と思うぐらい、ガッツリとジャズ・フレーバー溢れる出来になっており、ポールの作品にしては久々に新鮮さを感じる1作になっていますね。

また今作の発売に合わせて、2/10にはiTunes Storeでの生中継ストリーミング・ライヴも行われており、現在は期間限定でそのビデオ映像が視聴できるようになっています。

まぁロックしているポールも良いのですが、最近は高齢のため声の衰えが気になる部分もありました。

今作を聴くと、枯れた歌い方が曲にピッタリとハマっていたりするので、意外とこっち路線の方が良いのかもしれませんね。

Van Halen『A Different Kind Of Truth』

1998年にリリースされた『Van Halen III』以来となる、ヴァン・ヘイレンのニュー・アルバム『A Different Kind Of Truth』がリリースされました。

99年のゲイリー・シェローンの脱退後はヴォーカリストが転々と代わる状態でしたが、結局オリジナル・メンバーのデイヴィッド・リー・ロスが復帰しての14年ぶりの新作となりました。

デイヴといえば、やはり代表作『1984』の「Jump」や「Panama」のポップなイメージが強いかと思いますが、今作は割とデビュー当時のゴリゴリとしたギター・ロックのテイストになっていますね。

アルバムからは先行して「Tattoo」がシングル・カットされていますが、アルバム全体でもこの流れを推し進めたような感じです。

エディ・ヴァン・ヘイレンのギターに関しては、ライトハンドやピッキング・ハーモニクスを多用した全盛期のきらびやかな感じでは無いですが、デイヴのヴォーカルとうまくマッチするような一体感のある熱いギター・プレイを聴かせてくれています。

それと初回生産限定のデラックス・エディションには、アコースティック・セットで3曲をセッションしている映像特典を収録。

メンバーの見た目としては年を取った感じは拭えないですが、「Panama」を聴くとデイヴがデイヴらしいパフォーマンスをしていて、思わずニヤリとしてしまいますね。

まぁ今作は派手さはないが、初期の頃のファンならヴァン・ヘイレンが帰って来たという印象を感じる出来ではないでしょうか。

グラミー賞2012発表

ロサンゼルスでグラミー賞の授賞式が行われました。

最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞の主要3部門を含む合計6部門を受賞したのはアデル、最優秀新人賞には合計2部門を獲得したボン・イヴェールが選ばれました。

7部門にノミネートされていたカニエ・ウェストは4部門、フー・ファイターズは5部門を獲得、ブルーノ・マーズレディー・ガガリアーナはそれぞれ無冠に終わっています。

それと授賞式では、前日に亡くなったホイットニー・ヒューストンに哀悼の意を表すアーティストも多く、ジェニファー・ハドソンが「I Will Always Love You(オールウェイズ・ラヴ・ユー)」を急遽パフォーマンスしています。

またホイットニーと共に、1月に亡くなったエタ・ジェイムスを追悼して、彼女の楽曲「A Sunday Kind Of Love」をパフォーマンスしたのは、ボニー・レイットアリシア・キーズ

他には、85歳のトニー・ベネットキャリー・アンダーウッドとのデュエットで「It Had To Be You」、初期メンバーで再結成したザ・ビーチ・ボーイズが「Good Vibrations」を披露。

パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたポール・マッカートニーは、ギターにジョー・ウォルシュ、ピアノにダイアナ・クラールをフィーチャーして新曲「My Valentine」を歌っています。

式の最後でも、ザ・ビートルズ時代の「Golden Slumbers 〜 Carry That Weight 〜 The End」をパフォーマンスしており、「The End」ではポール、ラスティー・アンダーソン、ブライアン・レイの他、ブルース・スプリングスティーン、ジョー・ウォルシュ、デイヴ・グロールも加わってのギター・バトルを観せてくれました。

まぁ今年はアデルが総ざらいでしたが、突然のホイットニー・ヒューストンの死という残念な出来事もあり、授賞式全体が追悼ムードに包まれている年でしたね。

ちなみに亡くなった人の中では、アップル前CEOスティーブ・ジョブズ氏にも特別功労賞が贈られていました。

Kinect for Windows購入

マイクロソフトが、開発者向けに販売を開始した「Kinect for Windows」を購入してみました。

Kinect for Windows
↑電源はコンセントから給電、PCとはUSBで接続します。

Kinectといえば、元々はXbox 360用のモーション・コントローラーですが、勝手ユーザがPCで利用するためのドライバを作成したのをキッカケに、公式にWindows用SDKが提供されるようになりました。

ハードウェアとしては、「Kinect for Xbox 360」に比べて近距離で利用できること、Xbox 360では利用できないことなどが、違いとなっています。

パッケージは本体のみが内包され、SDKやサンプルは公式サイトからダウンロードと、あくまで開発者をターゲットにした製品という感じですね。

ちなみにサンプルは、C#またはC++のソースコードで提供されており、Visual Studio 2010でビルドして試すことができます。

ということで、サンプルの「ShapeGame」で動きを試してみましたが、けっこうちゃんと動きを検知できるものなんですね。

今後は、ゲームやWindows 8との組み合わせにも期待したいところです。

iPod nanoをリコール

アップルが2011年11月から開始した「iPod nano (1st generation) 交換プログラム」で、申し込んでいたiPod nanoが返って来ました。

iPod nano 01
↑アップルにしてはオシャレじゃない入れ物です

いちおう説明に約6週間かかると書かれていましたが、ホントに6週間待たされました。

こういうのは、そう言いながらも早く届くのが常だったりするはずなんですけどね。

iPod nano 02
↑中は本体と紙が1枚

申し込んだのは第1世代iPod nanoでしたが、届いたのは第6世代のモデル。

iPod nano 03
↑交換品が無いから最新モデルにしたとのこと

まぁ第1世代iPod nanoは埃を被っている状態だったので、こっちの方が嬉しかったりします。

ただ携帯音楽プレーヤーとしては、すでにiPhoneで間に合っているので、こちらは時計として使うことにしました。

iPod nano 04
↑アームバンドはやや太め

ということで「iWatchz Carbon Collection」も購入して、iPod nanoが腕時計に変身。

普段は腕時計はしないのですが、まぁバイク移動の時にちょうど使えそうな感じですかね。

ドコモからディズニー携帯が発表

ディズニーNTTドコモと提携して、新ブランド「Disney Mobile on docomo」を発表しました。

ディズニーといえば、ソフトバンク回線を借りるMVNOでディズニー・モバイルの端末を発売していますが、そちらは「Disney Mobile on Softbank」という位置付けになり、並列した形で「Disney Mobile on docomo」を展開していくことになります。

今回、発表されたのは富士通製「F-08D」とパナソニック製「P-05D」で、どちらもAndroid 2.3搭載のスマートフォン。

「F-08D」は「REGZA Phone T-01D」がベースになっており、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線とガラパゴス機能が充実。

「P-05D」は、防水、おサイフケータイに、下り14MbpsのFOMAハイスピード対応。

どちらもディズニーならではのサービスが用意されており、ソフトバンク版に比べると、新たに動画サービス「Disney シネマ」「Dlife」、子供向けコンテンツ「Fun with Kids」などが追加されているようです。

メールアドレスも「@disneymobile.ne.jp」がもらえるようなので、ソフトバンク版の「@disney.ne.jp」と同等の扱いみたいですね。

まぁ、スペックを売りにすることが多いAndroidだけに、サービス面を充実された端末が登場するのは面白いところです。