アップルがMac OS X 10.7 Lion、iOS5、iCloudを披露

アップルWorldwide Developers Conference(WWDC) 2011で、「Mac OS X 10.7 Lion」「iOS5」「iCloud」を発表しました。

「Mac OS X 10.7 Lion」は、すでに以前より一部が公開され、開発者向けにはベータ版が提供されていますが、改めてプレス向けに主要な機能を説明した形です。

マルチタッチ、全画面表示を前提にしたインターフェイス、iOSを意識したデスクトップや、バックアップ・システム「Resume」「Auto Save」、イントラネット内でのP2Pソフト「AirDrop」など、新機能も多数用意されているようです。

ちなみに販売は、7月よりMac App Store経由限定で29.99ドル(約2,400円)と、かなり格安設定になっていますね。

「iOS5」にも多くの新機能が登場しており、Androidのようなポップアップ通知「Notification Center」、雑誌の定期購読サービス「Newsstand」、TwitterをOSレベルでサポート、指定した時間や指定した場所に到着した時に通知する機能「Reminder」、写真編集機能、iPhone単体でのOSアップデート機能、「Game Center」のターンベース(トランプなど交互にアクションを起こすもの)対戦機能、iOS間でメッセージやファイルをやり取りする「iMessage」、Wi-FiでのiTunes同期機能、iPadの画面をテレビに出力する「AirPlay Mirroring」など。

開発者向けのSDKは本日より提供開始され、一般公開は今秋とのこと。

ちなみに、このバージョンからiPhone 3G/第2世代iPod touchは切り捨てられるようです。

そして注目の「iCloud」ですが、こちらは以前より提供されていた「MobileMe」をリニューアルする形で、iOS上のファイルが全自動でクラウド上に保存されるというもの。

保存されたファイルは、他のデバイスやMac/Windowsにも自動で同期され、購入した音楽、アプリ、書籍は無制限、それ以外は5GBまでのストレージが用意されるようです。

また、待望のiTunes Storeで購入した音楽の再ダウンロードも可能になり、価格も99ドルから無料と、ずいぶん太っ腹対応となっています。

2011/06/08 追記
音楽の再ダウンロードは、日本では提供されないようです。

そしてOne More Thingでは、新サービス「iTunes Match」が登場。

iTunes Storeで購入した楽曲以外でも、iTunes Storeの楽曲とマッチングさせて購入したものとして扱い、クラウド上に256kbps AACの楽曲として保存してくれるサービスで、いちおう「Amazon Cloud Player」「Google Music」のライバルになりますが、こちらは年額24.99ドル(約2,000円)。

魅力的なサービスではあるのですが、日本では法に触れそうなので難しそうかな…

ということで、今回はハードウェアの発表は無く、ソフトウェアやサービス面での拡充に絞られていましたね。

まぁ後でコッソリ、ハードウェアをマイナー・アップデートというパターンもあるので、噂には出ていた新型MacBook Airの発表もあるかもしれませんが。

Various Artists『Jazz For Japan』

東日本大震災のチャリティ目的で作られた音楽作品はいくつかありますが、本作『Jazz For Japan』は名前の通り、ジャズの楽曲を集めたコンピレーション作品となっています。

同系統のシリーズ(?)に、ロック/ポップスの『Songs For Japan』、クラシックの『Classics For Japan – Music For Healing –』などもありますが、こちらは今回のリリースのために、すべて新録曲を収録。

参加メンバーには、スティーヴ・ガッドネイザン・イーストマーカス・ミラージョージ・デュークリー・リトナーケニー・Gなど、ジャズ/フュージョン系の錚々たるメンバーが集まっています。

取り上げている楽曲もジャズ・スタンダードばかりで、チャリティのためとはいえ、思わぬところで豪華なアルバムとなりました。

急遽、制作ということもあり、全体的にアレンジはオリジナルに沿ったものが多くなっていますが、中にはウェイン・ショーター「Footprints」、ナット・アダレイ「Work Song」、ハービー・ハンコック「Cantaloupe Island」など、現代風なテイストを加えている楽曲もあります。

どれも良い出来に仕上がっているとは思いますが、あえて注目曲を挙げるとすれば、ハービー・ハンコック「Watermelon Man」でしょうか。

マーカス・ミラーのベース・ソロがメインになっていますが、リー・リトナーのギターと、ケニー・Gのサックスも彩りを添えるという豪華さが聴きどころです。

それと今作は、先行してiTunes Storeでダウンロード版が販売されていましたが、CD版ではボブ・ジェームスが優雅なソロ・ピアノを披露する、ジミー・ドーシー「I’m Glad There Is You」が追加されています。

今作はチャリティ・アルバムということもあり、普段ジャズを聴かない人でも割と聴きやすくまとめられていると思いますので、チェックしてみてはどうでしょうか。

アマゾンもクーポンサービスを開始

Amazonもクーポン共同購入サービス「AmazonLocal」を始めたようです。

現在は、米国のアイダホ州の一部だけでちょっとエリアが寂しい感じなので、まぁこれからというところかな。

クーポン共同購入サービスといえば、先日はGoogleも同系統のサービス「Google Offers」をリリースしたり、Grouponというブームの火付け役もいるジャンル。

まだまだライバルは増えていきそうな感じでしょうか。

マイクロソフトがWindows 8を披露

マイクロソフトが、次期OS「Windows 8」のデモンストレーションを披露しました。

Windows 8では、Windows Phone 7を意識したようなタッチパネルの操作感をベースにしており、各アプリケーションは全画面で表示することが前提にされているようです。

6/6にアップルが発表すると言われている「Mac OS X 10.7 Lion」でも、iOSを意識したインターフェイスが特徴になっていましたが、マイクロソフトも同様のアプローチを取るわけですね。

Macの場合は、割とパーソナル・ユースでの利用が多いので問題ないでしょうが、Windowsの場合はこの路線が受け入れられるのか、ちょっと気になるところではありますが。

7/13より携帯電話でのキャリア間SMSが開始

携帯電話でのキャリアをまたいだSMS(ショート・メッセージ・サービス)が、7/13より可能になるようです。

今まで、NTTドコモは「ショートメール」、auは「Cメール」、ソフトバンクは「SMS」、イーモバイルは「SMS」として、それぞれのキャリア同士でしか利用できませんでしたが、これで電話番号さえ知っていれば誰にでもメールが送れることになりますね。

まぁ海外では当たり前にできる機能だったので、やっと世界標準に追いついたという感じでしょうか。

最近はWebサービスでも、FacebookTwitterSkypeGoogle SMSなどSMSと連携したサービスが増えているので、これでいろいろ幅が広がりそうですね。