アップルがFinal Cut Pro Xを発表

アップルが、プロ向け映像編集ソフト「Final Cut Pro」の次期バージョン「Final Cut Pro X」を発表しました。

現在、パッケージで販売されている「Final Cut Studio」は999ドル(日本では108,800円)ですが、「Final Cut Pro X」では299ドル(約25,000円)と大幅値下げ。

販売方法も、6月よりMac App Storeでダウンロード提供に限定されるようです。

機能面では、待望の64bit化、マルチコア対応、インターフェイスをiMovieに近いものに変更、「Final Cut Studio」でバラバラになっていたソフト群を統合、その他諸々。

それにしても、Mac App Store登場以降は「Aperture」「Apple Remote Desktop」も劇的に安くなりましたが、これで「Final Cut Pro X」もこのラインナップに加わる形になりましたね。

個人的には、残りの「Logic Studio」にも期待したいところなんですが。

マイクロソフトがIE10のPP1版を公開

日本では東日本大震災の影響で4/26より提供予定となっているInternet Explorer 9(IE9)ですが、次期バージョンとなるIE10 Platform Preview 1が早くも公開されたようです。

Internet Explorer 10 Test Drive
http://ie.microsoft.com/testdrive/

まだテスト段階なので普通のWebブラウザとしてはまともに使える感じではないですが、デモページを見る限りではHTML5への追加対応やJavaScriptの速度向上で進化しているようです。

それにしてもHTML5/CSS3の機能は素晴らしいですが、制作者にとっては大幅なスキルアップが必要になりそうなので、けっこう大変かもしれないですね。

Billy Joel『Live At Shea Stadium The Concert』

2008年までNYメッツが本拠地としていた野球場、シェイ・スタジアムの取り壊しに際して、7/16、7/18にビリー・ジョエルが行った最後の音楽コンサートが、映像作品『Live At Shea Stadium The Concert』としてリリースされました。

シェイ・スタジアムといえば1965年のビートルズ公演で有名なスタジアムですが、それ以降も度々ライヴ用途に使われており、愛着のあるアーティストも多かったようです。

40年の歴史の締め括りには、NY出身のビリーが選ばれたわけですが、意外にもビリーはシェイ・スタジアムでのコンサートは初めて。

ライバルであるヤンキースの本拠地、ヤンキー・スタジアムでの公演は『Live At Yankee Stadium』としてリリースされているのですけどねぇ。

ステージのオープニングは、ややユッタリとした感じで「Prelude/Angry Young Man(プレリュード/怒れる若者)」「My Life」が続きます。

ここで、ちょっとビリーも年を経ったかなぁと感じるところですが、この落ち着きが逆に良い味になっているのが「Summer, Highland Falls(夏、ハイランドフォールズにて)」や「Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)」。

ゲストにトニー・ベネットが参加した「New York State Of Mind(ニューヨークの想い)」もそうですが、かつてのニューヨークの風景を切り取った歌詞は、やはり感慨深いところなのでしょう。

また、今回ゲスト参加したアーティストも多く、「Shameless」でガース・ブルックス、「This Is The Time」でジョン・メイヤー、さらには本編ではカットされましたが、ボーナス・パフォーマンスとして「Walk This Way」でエアロスミスのスティーヴン・タイラー、「My Generation」でザ・フーのロジャー・ダルトリー、「Pink House」でジョン・メレンキャンプとの共演も観ることができます。

当日はイーグルスドン・ヘンリーもいたようですが、こちらは残念ながら収録されなかったようですね。

それにしても同年代のスティーヴン・タイラーが、あまりにもビリーと対照的なフットワークの軽さなのが驚きです。

そして今作の一番の聴きどころは、アンコールでの「Scenes From An Italian Restaurant(イタリアン・レストランで)」「Piano Man」、さらに「I Saw Her Standing There」「Let It Be」ではポール・マッカートニーも登場して大歓声を浴びています。

まぁ総評としては、かつてのビリーのステージに比べるとずいぶんパワーダウンした感もあるのですが、まだ現役で頑張っている姿を観れたのが微笑ましいので良しとしましょうか。

ちなみに今作は、通常版の他、この公演のドキュメンタリーを収録した『The Last Play At Shea The Documentary Film』、両方を収録してCDバージョンも付属されたデラックス・エディションと、3方式で発売されています。

シェイ・スタジアムやNYメッツの歩みに、ビリーのヒストリーを重ね合わせた95分のドキュメンタリーはなかなか観ごたえがありますので、できればこちらもチェックしておきたいところです。

アドビがAdobe CS 5.5とFlash Builder 4.5を発表

アドビが、5/20より「Creative Suite 5.5(CS 5.5)」「Flash Builder 4.5」を発売することを発表しました。

「CS 5.5」での主な新機能としては、「Dreamweaver」がHTML5/CSS3への対応強化とjQueryのサポート。

Flash Professional」が、iOSAndroidなどスマートフォン、タブレット端末へ正式対応。

Premiere Pro」では、プレイバック時のパフォーマンス向上するMercury Playback Engineを搭載。

After Effects」は、手ぶれ修正機能ワープスタビライザーを追加。

InDesign」では、タブレット端末向けの電子書籍フォーマット、EPUB作成機能を強化。

それと、従来提供されてきた音楽制作ツール「Soundbooth」は開発終了となり、新たに「Audition」が同梱されることになりました。

また「Flash Catalyst」との連携を強化した「Flash Builder 4.5」では、Flex用ソースコードをiOS/Android/Blackberry向けにクロスコンパイルする機能も搭載。

さらに「Flash Builder」のラインナップには、新たに「Flash Builder 4.5 for PHP」と銘打たれた、PHPの開発環境「Zend Studio 8」が統合されたパッケージも登場しています。

ということで、新機能はそれなりに魅力あるものとなっていますが、「Photoshop」「Illustrator」「Fireworks」「Bridge」などは今回バージョンアップ無し。

スイート製品をアップグレードするとなると、CS 5→CS 5.5で50,400円〜95,550円、Flash Builder 4→4.5で6,405円〜42,000円。

う〜む、決して安くはないので悩みどころです。