クラウドサービス「Office 365」ベータ版が公開

マイクロソフトが、企業向けクラウドサービス「Office 365」ベータ版を公開しました。

機能としては、電子メール、カレンダー、ファイル共有、インスタント・メッセージング(IM)、ビデオ会議、Webサイト、オンライン版オフィス「Office Web Apps」の使用などがセットになっており、本リリース後は月額600円/1人からの利用料金となります。

要は、Googleの企業向けクラウドサービス「Google Apps」の対抗商品で、現在は「Business Productivity Online Suite(BPOS)」名称で提供されているものをリニューアルした形になります。

また、今回は機能のカスタマイズも可能で、「Office 365 Marketplace」からサービスを追加することができ、よりクラウドサービスらしい形になっています。

まぁ「Google Apps」の知名度に比べると、「BPOS」があまりにも目立ってなかったので、ここで大幅にテコ入れしてきた感じでしょうか。

価格の割には高機能なので、個人レベルで利用するのも悪くないかもしれませんね。

OpenOfficeが完全オープンソースに移行

オラクルが、オフィス・ソフト「OpenOffice.org」の製品版に当たる「Oracle Open Office」の提供を終了するようです。

今後の開発は有志のコミュニティに委ねられ、完全にオープンソースになるとのこと。

2010年には「OpenOffice.org」の開発者コミュニティがThe Document Foundationとして独立し、「LibreOffice」の開発へとシフトしていましたが、注目はこのコミュニティに歩み寄るのかどうか。

ユーザとしては、「OpenOffice.org」「LibreOffice」とバラバラに開発するよりかは、統合して1本に絞ってもらう方が機能も充実して嬉しいところなんですけどねぇ。

そういえば、オラクルはクラウド版の「Oracle Cloud Office」というのもリリースしていますが、こちらはどうするのでしょうか。

IPv4アドレスの在庫が終了

現在のIPv4形式のIPアドレスの在庫が終了したそうです。

日本でもIPv4アドレス在庫が枯渇、分配方法は新ルールへ
http://www.atmarkit.co.jp/news/201104/15/ipv4.html

すでに数年前からIPv6への移行は検討されていましたが、影響を及ぼす範囲が広大なので、現状ではなかなか移行が進んでいないところ。

それでも、世界中のWebサイトは増え続けているわけで、そろそろ本格的に考える時期に来たということでしょうか。

ちなみに、IPv4からIPv6に移行することで、
192.0.2.1 (IPv4) → 2001:db8:20:3:1000:100:20:3 (IPv6)
のようにアドレスが変わります。

それによって、DNSサーバやWebサーバ、メールサーバ、FTPサーバなどの設定を変更する必要がありますが、インストールされているソフトウェアが古いバージョンだったりすると、さらに追加パッチも必要だったり。

うーむ、今のうちにソフトウェアのバージョンアップぐらいはしておいた方が良いかもしれないですね。

マイクロソフトが日本語対応Windows Phone 7を発表

マイクロソフトが年次カンファレンス「MIX11」で、次期「Windows Phone 7(Mango)」「Silverlight 5 β」「Kinect for Windows SDK beta」を発表しました。

「Windows Phone 7(Mango)」は、待望の日本語に対応したWindows Phone 7プラットフォームで、WebブラウザにInternet Explorer 9(IE9)を搭載し、HTML5、Silverlight、XNAなどにも対応。

開発者はカメラ、ジャイロスコープ、電子コンパスも利用できるようになるので、機能面としてはこれでほぼiOSAndroidに並んだ感じでしょうか。

「Silverlight 5」は、Adobe Flashの対抗馬として公開されているPC用のプラグインツールの次期版で、こちらはすでにベータ版がダウンロードできるようになっています。

注目は64ビット対応ですが、IEがHTML5対応に舵を切っているので、今後どういった位置付けになるのか微妙なところでしょうか。

「Kinect for Windows SDK beta」は、ゲーム機「Xbox 360」のコントローラーをWindows上で利用できる開発ツール。

まぁ日本では、「Xbox 360」自体の位置付けが微妙なところなので、Windowsで遊べるとなると少しは普及率も上がるのでしょうか。

現在のところは、日本での「Windows Phone 7」発売は予定されていませんが、ノキアと提携しているだけに日本展開も十分ありそうですね。

ちょっと今後に期待しておきましょう。

アップルがFinal Cut Pro Xを発表

アップルが、プロ向け映像編集ソフト「Final Cut Pro」の次期バージョン「Final Cut Pro X」を発表しました。

現在、パッケージで販売されている「Final Cut Studio」は999ドル(日本では108,800円)ですが、「Final Cut Pro X」では299ドル(約25,000円)と大幅値下げ。

販売方法も、6月よりMac App Storeでダウンロード提供に限定されるようです。

機能面では、待望の64bit化、マルチコア対応、インターフェイスをiMovieに近いものに変更、「Final Cut Studio」でバラバラになっていたソフト群を統合、その他諸々。

それにしても、Mac App Store登場以降は「Aperture」「Apple Remote Desktop」も劇的に安くなりましたが、これで「Final Cut Pro X」もこのラインナップに加わる形になりましたね。

個人的には、残りの「Logic Studio」にも期待したいところなんですが。

マイクロソフトがIE10のPP1版を公開

日本では東日本大震災の影響で4/26より提供予定となっているInternet Explorer 9(IE9)ですが、次期バージョンとなるIE10 Platform Preview 1が早くも公開されたようです。

Internet Explorer 10 Test Drive
http://ie.microsoft.com/testdrive/

まだテスト段階なので普通のWebブラウザとしてはまともに使える感じではないですが、デモページを見る限りではHTML5への追加対応やJavaScriptの速度向上で進化しているようです。

それにしてもHTML5/CSS3の機能は素晴らしいですが、制作者にとっては大幅なスキルアップが必要になりそうなので、けっこう大変かもしれないですね。

Billy Joel『Live At Shea Stadium The Concert』

2008年までNYメッツが本拠地としていた野球場、シェイ・スタジアムの取り壊しに際して、7/16、7/18にビリー・ジョエルが行った最後の音楽コンサートが、映像作品『Live At Shea Stadium The Concert』としてリリースされました。

シェイ・スタジアムといえば1965年のビートルズ公演で有名なスタジアムですが、それ以降も度々ライヴ用途に使われており、愛着のあるアーティストも多かったようです。

40年の歴史の締め括りには、NY出身のビリーが選ばれたわけですが、意外にもビリーはシェイ・スタジアムでのコンサートは初めて。

ライバルであるヤンキースの本拠地、ヤンキー・スタジアムでの公演は『Live At Yankee Stadium』としてリリースされているのですけどねぇ。

ステージのオープニングは、ややユッタリとした感じで「Prelude/Angry Young Man(プレリュード/怒れる若者)」「My Life」が続きます。

ここで、ちょっとビリーも年を経ったかなぁと感じるところですが、この落ち着きが逆に良い味になっているのが「Summer, Highland Falls(夏、ハイランドフォールズにて)」や「Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)」。

ゲストにトニー・ベネットが参加した「New York State Of Mind(ニューヨークの想い)」もそうですが、かつてのニューヨークの風景を切り取った歌詞は、やはり感慨深いところなのでしょう。

また、今回ゲスト参加したアーティストも多く、「Shameless」でガース・ブルックス、「This Is The Time」でジョン・メイヤー、さらには本編ではカットされましたが、ボーナス・パフォーマンスとして「Walk This Way」でエアロスミスのスティーヴン・タイラー、「My Generation」でザ・フーのロジャー・ダルトリー、「Pink House」でジョン・メレンキャンプとの共演も観ることができます。

当日はイーグルスドン・ヘンリーもいたようですが、こちらは残念ながら収録されなかったようですね。

それにしても同年代のスティーヴン・タイラーが、あまりにもビリーと対照的なフットワークの軽さなのが驚きです。

そして今作の一番の聴きどころは、アンコールでの「Scenes From An Italian Restaurant(イタリアン・レストランで)」「Piano Man」、さらに「I Saw Her Standing There」「Let It Be」ではポール・マッカートニーも登場して大歓声を浴びています。

まぁ総評としては、かつてのビリーのステージに比べるとずいぶんパワーダウンした感もあるのですが、まだ現役で頑張っている姿を観れたのが微笑ましいので良しとしましょうか。

ちなみに今作は、通常版の他、この公演のドキュメンタリーを収録した『The Last Play At Shea The Documentary Film』、両方を収録してCDバージョンも付属されたデラックス・エディションと、3方式で発売されています。

シェイ・スタジアムやNYメッツの歩みに、ビリーのヒストリーを重ね合わせた95分のドキュメンタリーはなかなか観ごたえがありますので、できればこちらもチェックしておきたいところです。

アドビがAdobe CS 5.5とFlash Builder 4.5を発表

アドビが、5/20より「Creative Suite 5.5(CS 5.5)」「Flash Builder 4.5」を発売することを発表しました。

「CS 5.5」での主な新機能としては、「Dreamweaver」がHTML5/CSS3への対応強化とjQueryのサポート。

Flash Professional」が、iOSAndroidなどスマートフォン、タブレット端末へ正式対応。

Premiere Pro」では、プレイバック時のパフォーマンス向上するMercury Playback Engineを搭載。

After Effects」は、手ぶれ修正機能ワープスタビライザーを追加。

InDesign」では、タブレット端末向けの電子書籍フォーマット、EPUB作成機能を強化。

それと、従来提供されてきた音楽制作ツール「Soundbooth」は開発終了となり、新たに「Audition」が同梱されることになりました。

また「Flash Catalyst」との連携を強化した「Flash Builder 4.5」では、Flex用ソースコードをiOS/Android/Blackberry向けにクロスコンパイルする機能も搭載。

さらに「Flash Builder」のラインナップには、新たに「Flash Builder 4.5 for PHP」と銘打たれた、PHPの開発環境「Zend Studio 8」が統合されたパッケージも登場しています。

ということで、新機能はそれなりに魅力あるものとなっていますが、「Photoshop」「Illustrator」「Fireworks」「Bridge」などは今回バージョンアップ無し。

スイート製品をアップグレードするとなると、CS 5→CS 5.5で50,400円〜95,550円、Flash Builder 4→4.5で6,405円〜42,000円。

う〜む、決して安くはないので悩みどころです。