Robert Randolph & The Family Band『We Walk This Road』

2001年にライヴ盤『Live at the Wetlands』でデビューし、卓越したペダル・スティール・ギターで話題を呼んだロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンド

彼らが、スタジオ・アルバムとしては3枚目になる『We Walk This Road』をリリースしました。

今作では、ゲストにベン・ハーパーレオン・ラッセル、ジム・ケルトナー、ドイル・ブラムホールなどを迎え、プロデューサーにTボーン・バーネットが参加しています。

まず一聴して、前作まではロック調の楽曲が多かったのですが、今作ではアフリカン・ビートやゴスペルなど、ややルーツ的な音楽の傾向が強くなった印象でしょうか。

ボーカルや歌詞に比重が置かれ、その分スティール・ギターがバックアップ的な役割になっているので、ちょっと好みが分かれそうなところですね。

「I Still Belong To Jesus」などでは、けっこう渋い歌声を聴かせてくれるので、別の良さはあると思いますが。

作品の感想としては、ちょっと全体的に地味過ぎる感じでしょうか。

カバー曲としてボブ・ディラン「Shot Of Love」、ジョン・レノン「I Don’t Wanna Be A Soldier Mama(兵士にはなりたくない)」、プリンス「Walk Don’t Walk」なども取り上げられていますが、正直パッとしないといった印象。

やはり彼らには、もっとライヴ感溢れる演奏を聴かせてもらいたいです。

The Black Crowes『Croweology』

2010年いっぱいで無期限活動休止に入るザ・ブラック・クロウズですが、デビュー20周年を記念した『Croweology』がリリースされました。

バンドは2002年に一度解散していますが、2007年には再結成しており、今作ではデビュー作『Shake Your Money Maker』から解散前の『Lions』までの楽曲をアコースティック・アレンジで再録音したものが収録されています。

曲リストの中での例外は、「Cold Boy Smile」がロビンソン兄弟のソロ作から、「She」がグラム・パーソンズのカバー、ボーナス・トラックの「Boomer’s Story」がライ・クーダーのカバー、「Willin’」はリトル・フィートのカバーとなります。

ブラック・クロウズといえば、古き良きサザン・ロックの継承者というイメージがあり、ファンもそこを気に入っている方が多いでしょうが、本作はその良さを十分に発揮したファン・サービス的なアルバムというところでしょうか。

マッタリとした隙間の多いビートに、ディキシー・スタイルのアコースティック・ギター、絡みつくようなスライド・ギターと、ユル〜いロックを存分に楽しませてくれています。

それと、いちおうアコースティックが中心のアルバムではありますが、エレクトリックな楽器もそれなりに入っていますので、「Remedy」などではオリジナルよりリラックスしたバージョンといった雰囲気で演奏されています。

彼らの代表曲も多く含まれているので、まぁベスト盤的な聴き方で癒されたい時に流すのが、ちょうど良いかもしれませんね。

iMacを選ぶ時に気をつけること

先日、アップルが新しいiMacシリーズを発売開始しましたが、これを機会に仕事用に使っているiMac(Early 2008)から乗り換えることにしました。

実物はまだ届いていませんが、注文したのは21.5インチモデルで、CPUをIntel Core i5 3.6GHzにカスタマイズしています。

で、事前にいろいろ調べているうちに、このIntel Core iシリーズというのは、なかなか複雑なラインナップだったので、ちょっとメモっておくことにしました。

Intel Core iシリーズには「Intel Core i3」「Intel Core i5」「Intel Core i7」とあり、数字が大きくなるにつれ性能が上がりますが、その中でもコードネームに「Clarkdale」と呼ばれるものと、「Lynnfield」と呼ばれるもので機能面に差があります。

大まかに言えば「Clarkdale」はデュアルコア、「Lynnfield」はクアッドコアですが、「Intel Core i5」では両バージョンが存在し、選択の際に気をつける必要があります。

とりあえず、ちょっと下にまとめてみました。

[Intel Core i3 (Clarkdale)]
・デュアルコアCPU
・Hyper-Threading対応
・Turbo Boost非対応

[Intel Core i5 (Clarkdale)]
・デュアルコアCPU
・Hyper-Threading対応
・Turbo Boost対応

[Intel Core i5 (Lynnfield)]
・クアッドコアCPU
・Hyper-Threading非対応
・Turbo Boost対応

[Intel Core i7 (Lynnfield)]
・クアッドコアCPU
・Hyper-Threading対応
・Turbo Boost対応

Hyper-Threadingというのは、デュアルコアCPUをクアッドコアのように動作させたり、クアッドコアCPUを8コアCPUのように使える技術。

「Intel Core i5」では両方のパターンがありますが、Hyper-Threadingで仮想的にクアッドコアっぽくしているものと、物理的にクアッドコアのものでは、当然後者の方がスペックは上になります。

Turbo Boostというのは、負荷の大きい作業をする時に、発熱量に余裕がある場合は、自動的にCPUをオーバークロック状態で動作できる機能。

「Intel Core i3」だけは、この機能が搭載されていません。

で、そろそろ本題に戻ることにして、オンラインのApple Storeで選べるiMacには「21.5インチ: 3.06GHz」「21.5インチ: 3.2GHz」「27インチ: 3.2GHz」「27インチ: 2.8GHz(クアッドコア)」がありますが、このうち最上位モデルには「Intel Core i5 (Lynnfield)」が搭載されています。

残りのモデルには「Intel Core i3 (Clarkdale)」が搭載されており、カスタマイズで「Intel Core i5」に変更することができますが、ここで選べるものは「Intel Core i5 (Clarkdale)」のみ。

最上位モデルのCPUとは名称が同じなので、一見同じものに思えますが、物理的なCPUコア数が違うので注意しましょう。

まぁ、そもそもクアッドコアCPUの性能が発揮される機会が、どれくらいあるのかというところもありますけどね。

Office for Mac 2011の発売日が決定

マイクロソフトが「Microsoft Office for Mac 2011」の発売日を発表しました。

10/27の発売日に用意されるパッケージは「Home and Student」「Home and Business」「Academic」で、価格は未定とのこと。

今回の目玉は、Mac版では初めてとなる「Outlook」が、「Home and Business」「Academic」に同梱されるようになりました。

今まではメール/スケジュール管理ソフトには「Entourage」が付属されていましたが、これでやっとWindows版と同様のラインナップになりましたね。

それと、Mac版では独特の操作画面が特徴でしたが、このバージョンからはリボン・インターフェイスが採用されること、さらに非サポートだったVisual Basic for Applications(VBA)にも対応するようです。

これまでは、たまにマクロ入りのExcelファイルを渡されて困ることもありましたが、やっとそれも軽減されそうです。

まぁ、MacでMicrosoft Officeを使っている人は少ないかもしれませんが、今回はユーザにとっては楽しみなバージョンアップになりそうです。

ちなみにMicrosoft Storeでは、8/3以降に「Office for Mac 2008」を購入した人は、3,000円で「Office for Mac 2011」にアップグレードが可能になる「優待アップグレードキャンペーン」も開始されています。