Gorillaz『Plastic Beach』

最近はブラーとしての活動も目立つようになってきましたが、デーモン・アルバーンの別プロジェクト、ゴリラズも3rdアルバム『Plastic Beach』をリリースしました。

アニメーションでメンバー構成された架空のバンド「ゴリラズ」ですが、今作ではコンセプト・アルバム的な要素が強まり、架空のビーチで行われるパーティーというのがテーマになっているようです。

先行シングルとなった「Stylo」では、PVにブルース・ウィリスが出演したりと話題性も高く、相変わらず映像面への力の入れ具合も大きいようですね。

ただ、アルバム全体としては非常に統一感のある仕上がりになっていて、世界観に浸れるアルバムではありますが、個人的には今までの作品にあったようなアナログ的な要素が減っているのが、ちょっと残念かも。

ちょっとデジタルの無機質的な部分が出ていて、聴いていて流れてしまうような印象を感じました。

Prince『MPLSoUND』

プリンスが『Planet Earth』以来の新作として、3枚組『LOtUSFLOW3R』をリリース。

発売当初は、米国のディスカウント・チェーン「TARGET」のみでの限定発売という特殊な形式になっていましたが、その中でも人気のあったディスク『MPLSoUND』は日本版としても発売されました。

曲調には、プッシュ曲「Dance 4 Me」を筆頭にファンク・スタイルが多く、プリンスとしては王道路線ではありますが、相変わらずクオリティの高さを維持していますね。

要所に挟まれるバラード・ナンバー「U’re Gonna C Me」「Better With Time」の出来も良く、全体的なバランスもうまくまとまっています。

殿下のアルバムはたまに難解なものもありますが、今回はポップでキャッチーな作品となっていますので、けっこう安心して聴ける1枚ではないでしょうか。

ちなみに現在は、3枚組アルバムの方も安価で容易に入手できますので、購入するならそちらの方が良いかもしれません。