ついに「iPhone for everybody キャンペーン」終了

どうやらソフトバンクが、iPhone販売の原動力となっていた「iPhone for everybody キャンペーン」を1/31で終了するようです。
ずっと延長し続けるものだと思っていましたが、キャンペーンは終わるものなんですね。

で、2/1から新たに登場するのが「Wi-Fiバリュープラン(i)」。

iPhone 3GS 16GBの端末代金が実質無料、通信料が4,410円固定で、「ソフトバンクWi-Fiスポット」が無料で利用できるというものです。

…ん、「iPhone for everybody キャンペーン」は、iPhone 3GS 16GBの端末代金が実質無料、通信料が1,029円~4,410円で、「BBモバイルポイント」が無料で利用可能というものでした。

現状、「ソフトバンクWi-Fiスポット」と「BBモバイルポイント」の対応エリアはほぼ同じなので、これってさり気なく改悪ってことでしょうか。

ちなみに「Wi-Fiバリュープラン(i)」で契約しない場合は、iPhone 3GS 16GBの端末代金が11,520円、通信料が1,029円~5,985円、「BBモバイルポイント」は無料で利用できることになるわけです。

2009年8月には「月月割」の対象から「ホワイトプラン(i)」が外されたこともあり、ちょっとずつキャンペーンが劣化していっていくのが何ともなぁ…

毎月、パケット料金を上限で払う予定の人は何も変わりませんが、apn-disabler.mobileconfigと「Pocket WiFi」「どこでもWi-Fi」などを組み合わせて3G通信を抑えるつもりの人はちょっと気をつけましょう。

SPECIALデータカード

タブレットPCの使い道を考えてみる

先日、アップルがタブレットPC「iPad」を発表、3月にはWi-Fiモデルが日本でも発売されるようです。

他にも、HPDELL台湾ASUS台湾MSI台湾Quanta台湾Compalなどが、「Windows 7」のTablet PC機能を利用したモデルの発売を予定しており、にわかにタブレットPCが注目を集めてきました。

ちなみにタブレットPC自体は以前より存在しており、アップルも「Newton」という商業的に失敗したモデルをリリースしていたり、マイクロソフトは「Windows XP Tablet Edition」をOEM版で提供して以来、「Windows Vista」以降は標準機能として組み込んできました。

では、なぜ普及しなかったかといえば、ハードウェアが高価なことと、有効に活かせるソフトウェアが少なかったことが原因ですが、その点「iPad」では両方の弱点をクリアしてきたモデルと言えるでしょう。

まぁ「iPad」は、アップルらしくWeb、音楽、動画、写真、読書、ゲームなどに力を入れた、エンターテインメント寄りの製品だと思いますが、実はタブレットPCにはもうちょっとビジネス寄りな使い方を期待していたりします。

たとえば、会議や打ち合わせなどによくある風景で、進行役の人が人数分の資料をプリントして、会議中に決定した内容を各々がメモっていくという流れが当たり前のようにあったりします。
これをタブレットPCに置き換えることができれば、すごく便利なんじゃないかと思っています。

資料は無線で参加者にデータを送り、配られたPDFやExcelファイルに、電子ペンやソフトウェア・キーボードでメモを書き込み、共有するべき内容は参加者全員のデータをリアルタイムで一括変更したりなど。

今のところ「iPad」では難しいでしょうが、これから発売になるモデルや、外部アプリケーションでそんな使い道もアリだと思うのですが、どこかが作らないものでしょうか。
もう、そろそろオフィスのでっかいコピー機に、サヨナラしてもよい頃じゃないかと思うのですけどねぇ。

アップルがタブレットPC「iPad」を発表

アップルが新製品発表イベント「Come see our latest creation」で、事前の噂通りタブレットPCを発表しました。

その名も「iPad」。
…ちょっとダサくないですか。

スペック的には、9.7インチ・モニタ、1.5ポンド(約680グラム)で、マルチ・タッチパネル搭載、バッテリーは10時間持ち、iPhone Appがそのまま動いて、SafariFlash非対応。
まぁザックリ言うとiPhoneから通話機能をなくし(3G通信機能は搭載モデルあり)、サイズをでっかくした感じでしょうか。

またiPad用アプリケーションとして、「The New York Times」「MLB.com」のビューア、お絵かきツール「Brushes」、電子書籍の閲覧ツール「iBooks」と販売サイト「iBook Store」、iPad用に用意されたOffice互換ソフト「iWork」がプレゼンされました。

ちなみに価格は、Wi-Fiオンリーの16GBが499ドル(約45,000円)から、64GBでも699ドル(約63,000円)。
3G通信機能を付けると、それぞれ+130ドル(約12,000円)。

事前予想では1,000ドル近くで見積もられていましたが、ここはけっこう勝負価格で来ましたね。
電子書籍ビューアとして見ても、米Amazonの9.7インチ「Kindle DX」が489ドル(約44,000円)なので、かなりお得感を出してきました。

それにしても、最初はタブレットPCなんて必要かなぁと思っていましたが、この値段ならちょっと試してみるには手頃な価格設定ですね。
あと気になるのは、日本ではいつ発売されるのかというところですが…

Michael Jackson『THIS IS IT』

マイケル・ジャクソンが生前に行う予定だったコンサート、「THIS IS IT」のリハーサル風景を収めた映像作品ですが、まぁ映画本編のレビューは以前の記事で書いたので、そちらを参照ということで。

で、今回はBlu-ray版iconを購入したので、ちょっとオマケ部分の内容でも紹介したいと思います。

ちなみにブルーレイ・ディスクの購入自体も初めてだったのですが、まずその映像の綺麗さには驚きました。

そりゃまあ、DVDの解像度720×480に比べると、Blu-rayの解像度1920×1080は6倍。
フルハイビジョンのモニターで観ると、その差は歴然です。

では、すべてのエディション共通の特典映像についてからですが、収録内容はコンサートのスタッフがこのイベントを振り返ってのインタビューや、リハーサルの前に行われたオーディション、準備されていた衣装についての解説など。

本番のために用意されていた凝った仕掛けや、リハーサル時に着用されなかった豪華な衣装が紹介され、これでイベントの完成図も想像できる感じですね。

それとDVDデラックス版iconとBlu-ray版には、製作の舞台裏3編も収録。
バック・ダンサー、バンド・メンバー、コーラス隊の1人1人にスポットを当て、それぞれの取り組みについて紹介されています。

そしてBlu-ray版のみの特典として、「Thriller」「Smooth Criminal」で新たに作られた映像をフル収録、振付師とスタジオでのやり取り、フォトギャラリー、BD-LIVE、PS3専用壁紙などが追加されています。

特に「Thriller」「Smooth Criminal」の映像は良くできており、本編でも目を引くシーンでしたが、それが切れ目なしで観れるのは嬉しいところ。
「Smooth Criminal」については、その製作の工程やカット撮りについても解説されています。

「ダンシング・マシーン」とタイトルが付けられた映像では、スタジオ内で振付師と新しいダンスを模索しているシーンが収録されています。

それとBD-LIVEというコンテンツもありますが、これはブルーレイ・ディスクの拡張機能で、インターネットに接続して、追加データをダウンロードすることができる機能になります。
ただ、別にこの作品にまつわるコンテンツというわけではなく、欧州サッカーの予定や、別の映画の予告編が観れたりするだけで、ちょっと期待ハズレかも。

まぁ本編の方は、マイケルのパフォーマンス満載で十分楽しめるものなので、まだ観ていない方にはぜひオススメしたい作品ですが、環境が揃っているならBlu-ray版で観ると、より一層楽しめるのではないでしょうか。

Sony Music Shop

無料オンラインストレージ比較

昨年ぐらいより、新しいオンラインストレージ・サービスが続々と登場しており、とりあえず有名どころは一通り試してみたので、ちょっと各社のサービスを比較してみることにしました。
ちなみに対象は、無料で利用できるもので、知り合いとの共有機能が付いているものになります。

まずは、Windows Live SkyDrive

マイクロソフトが提供しているもので、無料で25GBのオンライン・スペースが利用できます。

基本的にはWebブラウザから、ファイルをアップロード/ダウンロードすることになりますが、フリーウェア「SkyDrive Explorer」を利用すれば、外付けHDDのような感覚で利用することもできます。

ただ、「SkyDrive Explorer」が使えるのはWindows環境だけなので、複数のプラットフォームを利用している人はちょっと使いにくいかも。

次に、Dropbox

オンラインストレージ・ブームの立役者で、無料で2GB、有料では最大100GBを19.99ドル(約1,800円)/月で利用することができます。

Webブラウザから、ファイルのアップロード/ダウンロードを行うこともできますが、基本的にはローカル環境にアプリケーションをインストールして、指定フォルダをシンクロしてアップロードすることになります。

アプリケーションは、Windows、MacLinuxiPhone版が用意されていますが、日本語インターフェイスは用意されていません。

それから、SugarSync

機能的にはDropboxに近いですが、無料では2GB、有料では最大250GBを24.99ドル(約2,300円)/月まで利用可能。

対応しているプラットフォームは、Windows、Mac、iPhone、BlackberryAndroidWindows Mobileで日本語インターフェイス対応はしていません。

それと無料版では、シンクロできるPC/Macは2台までと限定されています。

モバイル環境が重視されている点と、シンクロせずにオンラインのみにファイルを置いておける「Web Archive」フォルダが用意されている点が特徴ですね。

次は、ZumoDrive

機能的には、前述の2サービスと同様ですが、無料版は1GB、有料版は最大500GBを79.99ドル(約7,200円)/月まで利用可能です。

Windows、Mac、iPhoneに対応しており、すべて日本語で利用することができます。

大容量がウリなので、PC内のファイルをまるごとバックアップすることもできますね。

最後に、Evernote

こちらは基本的にはオンラインストレージの用途ではなく、「Google ノートブック」「Yahoo! ノートパッド」のようなメモ帳として利用するサービス。

ただテキストだけでなく、画像、音声ファイルにも対応しており、知り合いとのファイル共有、メールでの通知機能なども備えていますので、かなり拡張されたメモ帳サービスにはなります。

ストレージ容量は、無料で40MB、有料で500MBを5ドル(約450円)/月で利用することができます。

アプリケーションはWindows、Mac、iPhone/iPod touch、Android、Blackberry、Palm Pre/Palm Pixi、Windows Mobileと利用環境も豊富。

日本語環境はアプリケーションでは対応していますが、2010年4月にNTTドコモより発売されるソニー・エリクソン製Android端末「Xperia」に標準搭載されるのに合わせて、Webサイトの方も順次ローカライズされているようです。

ということで、こういったサービスを利用してからは、ずいぶんファイル管理が楽になったように思います。

これらのサービスの特徴を見ていると、モバイル環境、クラウドコンピューティングといった傾向が顕著に出ているので、そろそろ本格的にSaas時代に突入していくのでしょうか。

キンドル作家

米Amazonが、電子書籍端末「Kindle」で自費出版したい作家を募集しているとのこと。
最近は、書籍は死んだなんて議論もよく聞く話ですが、やはりこういった流れになってきたなぁというところです。

現在は紙媒体で出版しようとすると、印刷、流通などでどうしてもお金がかかりすぎるため、大手の出版社を通さないとなかなか難しかったりします。

一方の電子書籍となると、ほとんどコストはかからないが、PCモニターでは読みにくいという問題があります。
で、その電子書籍の読みにくさを埋めるのが「Kindle」のような専用端末。

「Kindle」は、携帯の3G通信機能でいつでも書籍をダウンロードできることや、Amazonが執筆者に作品を提供しやすい環境を用意したということで、プラットフォームもバッチリです。
執筆者は作品をインターネット越しにアップロードすれば良いだけですし、スポンサーとなる出版社のご機嫌をうかがう必要もなくなります。

まぁ最初はアマチュア作家が中心のラインナップとなるでしょうが、この流れが定着すればプロ作家もドンドン移行してくるでしょうから、おそらく大手の出版社は縮小し、小さな出版社(個人)が爆発的に増えることが容易に予想できるところ。

やっと書籍の世界にも、黒船がやってきたなぁという感じですね。

Google中国撤退

すでにニュースサイトはこの話題で持ち切りですが、先日Google社が中国国内から「Gmail」へサイバー攻撃を受けたことを皮切りに、今まで中国で行っていた検索結果の検閲を撤廃。
これを中国政府が認めない場合は、中国でのサービスを中止して撤退するとの発表がありました。

Google 中国
http://www.google.cn/

いつの間にやらこの話は、米中政府が声明を出すまでに発展していて、まぁGoogleがいかに存在感の大きい企業かを物語るところでもあります。

それと関連ニュースをいくつか見ていると、Google内部でも中国撤退については社内協議したようで、創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏は検閲の撤廃要求が通らないなら撤退。
反対に、最高経営責任者(CEO)のエリック・シュミット氏は、それでも中国に留まって、少しずつ改革していくことを主張したようですが、最終的には創業者2人の意見が尊重された模様。

元々Googleというのはオープンな社風もあって、サービスというのはこうあるべきという考えを地で行く企業ではありますが、結局はこの創業者2人のポリシーが貫かれているということなんですね。
普通、ここまで独占力のある企業になってくると、間違った方向へ進むことが懸念されますが、ここでそれを感じさせない良心のバランスを保っているところが凄いところです。

反対に中国共産党といえば、一党独裁政権を長く続けてきましたが、情報化社会でそろそろ統制が難しくなってきたところ。
内部では癒着や汚職などの露出も目立つようになり、国民も徐々に海外メディアからの情報を得るようになってきています。

今回のニュースは、ちょっと政治が絡んでモヤモヤしているところはあるものの、攻めのGoogleが勝つか、守りの中国政府が勝つか、興味深いところですね。