The Chemical Brothers『Further』

今回は、ザ・ケミカル・ブラザーズの7作目『Further(時空の彼方へ)』のレビュー。

今作では、CDのみのスタンダード・エディションの他、すべての曲のPVが付いたリミテッド・エディション、同内容のiTunes LP版などがリリースされています。

まず聴いて思ったのが、全盛期に比べてずいぶんサウンドの雰囲気が変わったかなということ。

90年代の『Dig Your Own Hole』あたりでは、一聴してケミカル・ブラザーズとわかる独特のスタイルがありましたが、今作では『We Are the Night』で見られたようなトランス的なサウンドを推し進めた感じでしょうか。

アルバム全体でのトータル的な作りが意識されており、映像と合わせて視聴することで、かなり強いコンセプト性を感じることができます。

今作からは「Swoon」がリード・トラックとしてプッシュされており、その世界観の断片を観ることはできますが、ぜひ今作は映像と合わせてアルバム単位で聴いてみてほしいですね。

実は、聴く前はあまり期待していなかったのですが、改めてケミカル・ブラザーズを見直した一作です。

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