Stanley Clarke『The Stanley Clarke Band』

2009年にリリースされた『Jazz in the Garden』に続き、ピアノに上原ひろみを迎えた形での第2段となる作品『The Stanley Clarke Band』がリリースされました。

前作はスタンリー・クラーク・トリオ名義で、ドラムのレニー・ホワイトとのアコースティックな演奏スタイルでしたが、今回はそのレニーは共同プロデューサーという形で参加。

今作では、ドラムにロナルド・ブルナーJr.、キーボードにはルスラン・シロタという編成で、エレクトリックなバンド・スタイルに挑戦した作品となりました。

ちなみに上原ひろみは、ヴェリー・スペシャル・ゲストという位置付けで、11曲中4曲(日本盤は12曲中5曲)でフィーチャリングされています。

ザックリ言うと、前半が未参加曲で、後半が参加曲ということですが、今回も前作に続いてややサポート色の強いイメージでしょうか。

上原オリジナルの「Labyrinth」「Somewhere」では、前面的にフューチャーされているので、ファンにとっての聴きどころはここになりますかね。

それと収録曲の中で目をひくのは、リターン・トゥー・フォーエヴァー(RTF)時代の「No Mystery」。

スタンリーは2008年のRTF再結成ライヴ盤『Returns』でも演奏しており、元はチック・コリアのピアノとアル・ディ・メオラのギター・プレイが良い緊迫感を生み出していましたが、ここではややベースが出っ張っているような感じでしょうか。

上原のピアノは、ちょっと影が薄く感じるのが残念です。

ということで、聴く前はスタンリーと上原の激しいぶつかり合いを期待していたのですが、全体的な印象としてはスタンリー色の強いアルバムでした。

う~ん、まぁ凡作かなぁ。

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