David Byrne & Fatboy Slim『Here Lies Love』

デヴィッド・バーンとファットボーイ・スリムがタッグを組んで、フィリピンのマルコス元大統領の妻、イメルダ夫人をテーマにしたアルバム『Here Lies Love』をリリースしました。

デヴィッド・バーンといえば、トーキング・ヘッズの頃からヒネたポップ・センスが冴えていましたし、ノーマン・クックことファットボーイ・スリムは90年代にビッグ・ビートのブームを牽引した人物。

この2人がコラボというのはちょっと意外性もありますが、さらにゲスト・アーティストも多彩で、シンディ・ローパーThe B-52’sのケイト・ピアソン、トーリ・エイモスなど他多数が参加しています。

ちょっとジャケットがアレな感じですが、音の方は素晴らしく、全般的にファットボーイのポップなビートと、デヴィッドの絶妙のメロディ・ラインが融合して、完成度は非常に高いです。

あまり期待せずに聴き始めましたが、アルバム1曲目から小気味の良いビートで導かれ、そのテンションのまま2枚組アルバムを聴き終えると、スッカリお気に入りになってしまったという感じでしょうか。

デヴィッド自身がボーカルを取る楽曲は、Disc 2の「American Troglodyte」「Seven Years」2曲だけで、その他はゲストの女性ボーカルが中心になっています。

それにしても、声を聴くと誰なのかすぐに気付いてしまう、ケイト・ピアソンの存在感は相変わらず凄いですね。

ちなみにマルコス夫妻といえば、独裁政権で圧政を敷いた人物。

この背景を知ってから、歌詞などもチェックしてみると、この作品をより一層楽しめるのではないでしょうか。

コメントを残す