Madonna『Sticky & Sweet Tour』

今作は、マドンナが2008年にリリースした『Hard Candy』に合わせて行われたワールド・ツアー『Sticky & Sweet Tour』から、2008年12月5日のアルゼンチン、ブエノスアイレス公演を収録したライヴ映像。

前回の『Confessions Tour』も映像作品としてリリースされているので、まぁそれほど目新しさはないかもしれませんが、この時点で50歳を超えたマドンナがどういったパフォーマンスをしているのか、観たいような観たくないようなというところでしょうか。

映像の方は、実際の公演からリリースまでけっこう時間がかかっているだけに、あちらこちらで手の込んだ編集作業の後が見られます。

元々、ステージ自体もかなり豪華なセットが組まれているので、見た目でも楽しめる感じですね。

長いオープニングの後に登場したマドンナは、相変わらずマドンナらしい衣装で登場。
年齢を感じさせないほどのマッチョな体が凄いです。

それと、たまに客席の様子が映るのですが、みんなが一斉にデジカメを構えている姿はちょっと微妙かも…

前半はアップテンポの楽曲が並びステージを盛り上げていきますが、一番の見どころは「La Isla Bonita」から、アルゼンチンをテーマにした映画サントラ『Evita』収録の「You Must Love Me」「Don’t Cry For Me Argentina」あたりへとつながる流れでしょうか。

メンバーが中央のステージに集まって演奏を行う、いわゆるアコースティック・セットですが、ステージの良いフックにもなっていますね。

その後は「Get Stupid」というビデオ・クリップが流されますが、ここではヒトラーやダライ・ラマ、イランのハメネイ師などの映像が挿入され、非常に政治色の強い内容になっています。

以前にも『American Life』で、イラク戦争に対して反対のメッセージを送っていたこともあるので、そのスタンスは健在というところでしょうか。

そして後半部分は、全編アカペラで歌う「Like A Virgin」などを挟みながら、コンサートは終了していきます。

また、DVDにはリハーサルの模様などを収めたドキュメンタリー映像もあり、マドンナのシビアな一面も観ることができます。

まぁ感想としては、マドンナらしいひとつのショーを楽しんだという感じですね。

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