Jeff Beck『Emotion & Commotion』

2000年代に入ってから意欲的にリリースを続けているジェフ・ベックですが、『Who Else!icon』『You Had It Comingicon』『Jefficon』と続いたデジタル路線3部作、『Live At B.B.King Blues Clubicon』『Official Bootleg USA ’06icon』『Performing This Week… Live At Ronnie Scott’sicon』のライヴ盤3枚を挟んで、今作『Emotion & Commotion』は再びオーソドックスなスタイルに回帰した作品。

プロデューサーには、80年代にフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドペット・ショップ・ボーイズでヒットを送り出した、トレヴァー・ホーンスティーヴ・リプソンの黄金コンビが迎えられています。

収録曲はバンド・サウンドが半分、オーケストラとの共演曲が半分といった感じで、ミュージカルからの楽曲もいくつか収録。

「Over The Rainbow(虹の彼方に)」や「Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)」など、お馴染みの曲も演奏されていますが、ここは流石ジェフといったところで、彼ならではの絶妙なギター・トーンに思わず聴き惚れますね。

また、今作ではゲスト・ヴォーカリストも多く、ジョス・ストーンが2曲、イメルダ・メイオリヴィア・セイフがそれぞれ1曲ずつ担当しています。

ここでは、あくまで引き立て役に徹しているのか、ジョスが唄う「There’s No Other Me」では、ギター・ソロに入るかというところでなぜかフェイド・アウト。

う~ん、ギター・プレイが聴きたいのですけどねぇ。

全体的には、ちょっと円熟味が増した演奏が多いかなというところで、かつてのような攻めのギター・プレイは身を潜めた感がありますが、これはこれでアリかと。

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