Google中国撤退

すでにニュースサイトはこの話題で持ち切りですが、先日Google社が中国国内から「Gmail」へサイバー攻撃を受けたことを皮切りに、今まで中国で行っていた検索結果の検閲を撤廃。
これを中国政府が認めない場合は、中国でのサービスを中止して撤退するとの発表がありました。

Google 中国
http://www.google.cn/

いつの間にやらこの話は、米中政府が声明を出すまでに発展していて、まぁGoogleがいかに存在感の大きい企業かを物語るところでもあります。

それと関連ニュースをいくつか見ていると、Google内部でも中国撤退については社内協議したようで、創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏は検閲の撤廃要求が通らないなら撤退。
反対に、最高経営責任者(CEO)のエリック・シュミット氏は、それでも中国に留まって、少しずつ改革していくことを主張したようですが、最終的には創業者2人の意見が尊重された模様。

元々Googleというのはオープンな社風もあって、サービスというのはこうあるべきという考えを地で行く企業ではありますが、結局はこの創業者2人のポリシーが貫かれているということなんですね。
普通、ここまで独占力のある企業になってくると、間違った方向へ進むことが懸念されますが、ここでそれを感じさせない良心のバランスを保っているところが凄いところです。

反対に中国共産党といえば、一党独裁政権を長く続けてきましたが、情報化社会でそろそろ統制が難しくなってきたところ。
内部では癒着や汚職などの露出も目立つようになり、国民も徐々に海外メディアからの情報を得るようになってきています。

今回のニュースは、ちょっと政治が絡んでモヤモヤしているところはあるものの、攻めのGoogleが勝つか、守りの中国政府が勝つか、興味深いところですね。

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