The Flaming Lips『The Dark Side of the Moon』

ザ・フレーミング・リップスが、iTunes Store先行販売でピンク・フロイドの『The Dark Side of the Moon(狂気)』を丸々カバーした作品をリリースしました。

ちなみに『狂気』といえば、ピンク・フロイドが1973年にリリースした代表作で、15年間ビルボードにランク・インしたことでギネスブックにも載っている名盤。
ザ・フレーミング・リップスが、どんなカバーをしているのか、ちょっと楽しみなところですね。

曲順もオリジナル通りなので、1曲目は「Speak To Me」の心臓の鼓動の音から始まり、「Breathe(生命の息吹)」へとつながっていきます。
ただ、オリジナルにあったような幻想的な雰囲気とは違い、かなりノイジーで、音の輪郭もピッキング・ノイズが聴こえるぐらいラウドな感じです。

アルバム全体でもこのテイストで統一されていますので、まぁフロイド・バージョンと比べてしまうと、さすがにちょっと違和感あり過ぎるかもしれませんね。

ちなみにオリジナルではシングル・カットされた「Money」では、出だしのレジスターの音が、耳障りで電子的なノイズになっており、全体的に硬質な音作りがされています。
最後の曲「Eclipse(狂気日食)」も、けっこう前乗り気味で激しい感じです。

う〜む、カバー作品というのは、やはりオリジナルのイメージがあるだけにどうしても元と比べてしまいがちで、今作もちょっと馴染みにくさがあるところ。
まぁそれでも、ここまで破壊的なサウンドを加えて、オリジナルに挑戦したというところは面白かったかもしれません。

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