Paul McCartney『Good Evening New York City』

2009年7月17〜21日にシティ・フィールドで行われた、ポール・マッカートニーのコンサートを収録した作品です。
パッケージ版はDVDとCD2枚組(初回限定デラックス盤はDVD2枚とCD2枚組)で、他にも音源だけのダウンロード版もリリースされています。

ちなみに2月に取り壊されたシェア・スタジアムに代わって建設された、シティ・フィールドでの初のコンサートとなったわけですが、ビートルズ時代にはシェア・スタジアムで伝説となったコンサートも行っており、そのシーンも「I’m Down」の曲中で断片的に挟まれたりしています。

では、その内容ですが、過去のポールのライヴ映像と比べると、選曲的にはそれほど違いがあるわけではないです。
珍しいところでは、ザ・ファイアーマン名義でリリースした『ELectric Arguments』から「Highway」「Sing the Changes」が選曲されていることと、ビートルズ時代の「Day Tripper」が取り上げられていることでしょうか。

他の見所としては、「I Saw Her Standing There」でビリー・ジョエルがゲスト参加しており、前年のビリーのコンサートにポールがゲスト参加したことのお返しとなっているようです。
それにしてもビリー・ジョエルは、見た目がかなり年取ったように感じますねぇ。

それと初回限定デラックス盤では、コンサートの2日前に行われたエド・サリヴァン・シアターでのライヴ・パフォーマンスも収録されています。

以前、米CBSのサイトでも公開されていたライヴ映像ですが、今作では待望のフル収録となりました。
本編では演奏されていない「Coming Up」も含まれていますので、ファンなら押さえておきたいところですね。

また今作で最も目を引いたのが、本編、ボーナス・ディスクともに、かなり鮮明な映像で収録されていることでしょうか。

かなりデジタル感が強くキラキラした絵ですが、ステージ上のメンバーがクッキリ浮き出た感じになっており、思わず見とれてしまいます。
前作の『The Space Within US』でも映像にはこだわっていましたが、全然こっちの方が良いように思います。

あとステージ上のトークで、離婚ネタをジョークにしている辺りが、ちょっとニヤッとしてしまうワンシーンですね。

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