The Beatles『On Air – Live At The BBC Volume 2』

1994年にリリースされた、ザ・ビートルズの『Live At The BBC』に続く第2弾として、『On Air – Live At The BBC Volume 2』が11月11日に解禁となりました。

『Live At The BBC』は当時、ビートルズ名義では未発表だったレノン=マッカートニー作「I’ll Be On My Way」を含んでいたり、25年ぶりのシングル「Baby It’s You」がリリースされたことでたいへん話題になりました。

今作のウリになっているのが、未発表のカバー曲「I’m Talking About You」「Beautiful Dreamer」ということでちょっとインパクト弱めですが、まぁさすがに蔵出し音源にも限界もあるので仕方ないところでしょう。

全体的なテイストは前作と変わらず、英国BBC放送でのスタジオ・ライヴを集めた音源なので、基本的にはオリジナル・アルバムを聴き込んだ人が、ライヴ・バージョンとの違いを楽しむといった作品かと思います。

今作の感想としては、収録曲の並びが割と時系列に沿った形になっていて、曲順通りに聴いていると段々とメンバーの演奏が磨かれていくのがわかるのが面白いですね。

DISC2に入って「Money (That’s What I Want)」「I Want to Hold Your Hand(抱きしめたい)」あたりになってくると、グルーヴ感が抜群になってきて、ビートルズが当時高い演奏力を持ったライヴ・バンドだったことを改めて再認識させられます。

あとラストの「I Feel Fine (studio out-take)」では、イントロのフィード・バックがうまく出せずに、スタジオで苦心しているのが微笑ましいところですね。

ちなみに今作の発売を機に、1作目の『Live At The BBC』もリマスターされ、新たに「What Is It, George?」「From Us To You (Closing)」という会話トラックも追加されているので、未聴の人はセットで聴いてみると良いのではないでしょうか。

コメントを残す