Paul McCartney『New』

11月には「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」で、11年ぶりの来日公演が予定されているポール・マッカートニーが新作『New』をリリースしました。

前作『Kisses On The Bottom』がジャズ・アルバムだったので、ポップスの作品としては2007年の『Memory Almost Full(追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル)』以来。

今作ではポールにしては珍しく複数のプロデューサーを起用しており、ポール・エプワースマーク・ロンソンイーサン・ジョンズに、ジョージ・マーティンの息子ジャイルズ・マーティンとなっており、ポール・エプワースとは楽曲の共作までしています。

アルバムは1曲目「Save Us」からノリの良いバンド・サウンドが展開されており、ポール自身は「バック・トゥ・ザ・ビートルズ・アルバムズ」とコメントしていますが、雰囲気的には90年代の『Off The Ground』『Flaming Pie』辺りに近い感じでしょうか。

先行シングルとなった「New」は割と懐古的な曲でしたが、アルバム全体では実験的にいろいろやってみたという印象ですね。

2000年代は割とミニマムな作品が続いていたので、久しぶりに元気なアルバムになっているのは嬉しいところです。

来日公演の直前には、ザ・ビートルズのラジオ音源集『On Air – Live At The BBC Volume 2』もリリースされるので、観に行く予定の人は合わせてドップリと聴き込んでみるのも良いのではないでしょうか。

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