Bob Dylan『Tempest』

ボブ・ディランが前作『Christmas In The Heart』以来となる、通算35作目のアルバム『Tempest』をリリースしました。

まぁ前作はクリスマス・スタンダードのカバー集だったので、新曲ということでは『Together Through Life』以来ということになりますね。

90年代以降のディランといえば、やや尖った音作りが目立っていましたが、今作では古き良き時代の音楽を取り入れた印象を受けます。

シングル・カットされた1曲目「Duquesne Whistle」はジャズのラグタイム風のイントロから始まり、軽快なビートに乗りながら、古臭さが逆に心地よさに変わっていくような不思議な印象を与える楽曲になっています。

アルバム全体でも、聴いているとユッタリと時間が流れていくような、そんなタイムトリップ感が味わえる感じですね。

まぁ、いぶし銀が全開のとにかく渋いアルバムではあるのですが、ここまで味の出せるアーティストは今の時代はディランぐらいなのかもしれません。

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