Paul & Linda McCartney『Ram』

ポール・マッカートニーが1971年にリリースした、ソロ2作目『Ram』がリイシュー盤として発売になりました。

過去にも『Band On The Run』『McCartney』『McCartney II』がこのシリーズとして登場していますが、今作はウイングス結成前に故リンダ・マッカートニーと共同クレジットで発表した作品。

セールス的にも『McCartney』に続いて好調で、英国で1位、米国で2位を記録しています。

リイシュー化に当たっては、通常盤の他、デラックス・エディションスーパー・デラックス・エディションの3形態でリリースされています。

Disc 1は、オリジナルをリマスターしたもの。

後にウイングスのメンバーになるデニー・シーウェルも参加しており、前作に比べてバンド・サウンド寄りになったことが特徴。

当時はシングル・カットされた「Uncle Albert/Admiral Halsey(アンクル・アルバート/ハルセイ提督)」も、ビルボード週間チャート1位を獲得する好調ぶりでした。

Disc 2は、アルバム未収録のシングル「Another Day」や、未発表曲などが収録されています。

ただジャム・セッションに近い形の曲も多く、ひょっとするとこの時期は蔵出し音源が少ないのかもしれませんね。

Disc 3は、ラジオ放送用にDisc 1をモノラル・ミックスしたもの。

まぁマニアなら、聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。

Disc 4は、今作をオーケストラ・アレンジして、1977年にパーシー “スリルズ” スリリントン名義でリリースした『Thrillington』を収録。

1995年にはCD化もされていますが、当時手に入れていなかった方にはゲットするチャンスですね。

付属のDVDには、当時の映像をバックにポールが思い出を語る「Ramming」、「Heart Of The Country(故郷のこころ)」「3 Legs(3本足)」のPV、スコットランドの農場で「Hey Diddle」を弾き語る映像、ウイングスの1972年のライヴ映像から「Eat At Home(出ておいでよ、お嬢さん)」が収録されています。

全体的にポールとリンダが伸び伸びと楽しんでいる様子が観られるので、リラックスした雰囲気の中で曲作りが進められたことがわかります。

またスーパー・デラックス・エディションには、Disc 1~2とデジタル限定トラックを24bit/96kHzでダウンロードできる特典コード、公式サイトで7/24より特典映像が視聴できるようになる会員コードなども付属されています。

特典映像は発売から2ヶ月後なのでウッカリ忘れそうですが、楽しみに待っておきましょう。

まぁ今作はポールの作品の中では地味な方ですし、レア・トラックも少ない感じなので、ファン向けアイテムなのでしょうね。

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