Webサイト制作会社に依頼する時の注意

Webサイト(ホームページ)をオープンしたいという時に、自社で作ることができない場合は制作会社に依頼する方も多いかと思います。

Studio Pumpkinheadは依頼を受ける側の立場ですが、その際に余りにも不勉強な状態で来られるお客様も多かったりします。

よくわからないから丸投げというパターンも多いですが、そうするとコッソリと制作会社が都合良い状態で仕込んだり、後で弊害が出てくるパターンもあるので、最低でもこのぐらいはチェックしておく方が良いですよという点について書いておきたいと思います。

ちなみにStudio Pumpkinheadは、そんなことしませんのであしからず。

1. サーバー、ドメイン、SSLの契約は自分で

サーバー、ドメイン、SSLの契約自体は、特に専門知識など無くても簡単にWebフォームから申し込むことができます。

ここを丸投げしてしまうと、制作会社の名義で登録されて、支払いも制作会社を通すパターンにされ、更新時に高額な手数料を乗せられたり、後で制作会社を変更したいと思っても逃げにくくなったりするケースがあります。

サーバーの契約は、小規模なサイトだと「さくらインターネット」「CORESERVER.JP」、ある程度、規模の大きいサイトだと「Amazon Web Services」「Windows Azure」など。

ドメインは「お名前.com」「VALUE DOMAIN」、SSLは「GeoTrust」「RapidSSL」などで申し込めば難しくないので自分で行いましょう。

特にドメインは重要で、「Google」「Bing」など検索エンジンから、これを元にサイトの評価が付くので、自分の名義でシッカリ管理しておくようにしましょう。

どうしてもよくわからない場合は、代理契約してもらうことになりますが、この際にも誰の名義になっているのかチェックしておいてください。

2. SEO対策は後から付け足すものではない

SEO対策を行う際に、サイト完成後に「SEO対策を行いますか?」と聞いてくるようなら注意してください。

SEO対策には、「Google」「Bing」などの検索エンジンのガイドラインに沿って、サイトの評価を高めていくホワイトハットと言われる手法と、ガイドラインに違反して、実際の評価より高い順位で表示させようとするブラックハットと言われる手法があります。

ガイドラインに違反したブラックハットでSEO対策を行うと、「Google」「Bing」などからペナルティを与えられ、検索結果からサイトを削除される可能性があります。

ホワイトハットでSEO対策を行う場合は、設計段階から組み込んでいく必要があるので、後から聞かれた場合はブラックハットを導入しようとしているケースが多いです。

また、もし制作会社とは別に、SEOコンサルタントに依頼することを考えているのならば、事前の打ち合わせ、設計段階から参加してくれる人にしましょう。

3. 100%の完成度よりもスケジュール優先

Webサイトに100%というものはありません。

100%の完成度を目指して、いつまでもサイトがオープンできない状態になると、売上もいつまで経っても入って来ません。

まずは規模の大きなサイトでも、3ヶ月の制作期間を目処にして、その間でできることを考えましょう。

Webの良いところは、オープン後でもいつでも改変、追加できるところなので、計画があるならオープン後の予定を立てておけば良いことです。

もし事前の予想に反して、サイトがイマイチ盛り上がらない場合でも、すぐに路線変更できるようにしておくことが重要です。

4. 仕様書をもらっておく

頼んだ制作会社がイマイチだった場合、サイトのオープン後に会社を乗り換えたいケースもあるかと思います。

その際、仕様書がないと引き受け先の会社に断られたり、余分な費用がかかったりするケースがあります。

仕様書というのは、技術者が制作する際にとても重要な説明書きですので、これが無いと引き継ぎがうまくいかない可能性があります。

仕様書といっても種類が多いので、イマイチよくわからないかもしれませんが、最低でもデータベース(DB)仕様書は必需品になりますので、これは確保しておくようにしましょう。

5. Web業界はゼネコン+下請けのケースも多い

Web制作を請け負っている会社でも、自社で制作しているとは限りません。

Web業界は建設業界に似ていると言われており、ゼネコン(元請負者)と、実際に制作する下請け会社の構図になっているケースも多いです。

依頼者が下請け会社から派遣されてきた人に対して直接、制作指示を出すことは、職業安定法、労働者派遣法に抵触する偽装請負に当たることになるので、必ず元請負者を通す伝言ゲームのような形にしておかなければいけません。

違反していても知らなかった場合、依頼者が罪に問われることはないですが、なるべくトラブルを避けたい場合は、事前に確認するか、自社で制作していると確信できる会社に依頼した方が良いかもしれません。

とはいえ、これを見抜くのは難しいのですが、たとえば制作担当者の名前でGoogle検索をしてみたり、Facebookで探してみたりすると、意外に調べることができるかも。

ちなみにStudio Pumpkinheadは、Webデザイン以外は自社制作してますよ。

…ということで、もしWebサイトの制作会社に依頼しようと考えている方は、上記の点ぐらいはチェックしておく方がよろしいかと思います。

コメントを残す