Paul McCartney『The Love We Make』

9・11同時多発テロの際に、ポール・マッカートニーの呼びかけで多数のアーティストが集まって行われたチャリティー・コンサート『The Concert for New York City』。

その舞台裏を追ったドキュメンタリー作品『The Love We Make(THE LOVE WE MAKE 〜 9.11からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡)』が発売になりました。

イベントから10年経ってのリリースですが、なぜ今のタイミングなのかはちょっと謎ではあります。

内容の方は、コンサート開催に向けたリハーサル、メディアへの出演、本番当日の楽屋裏の様子など、ポールの行動を追ったドキュメンタリーで、全般に渡りモノクロの映像で収録されています。

ニューヨークの街角でファンに囲まれる様子や、出演者のオジー・オズボーンピート・タウンゼントと談笑している映像、楽屋に訪ねてきたビル・クリントン元大統領と会話しているシーンなどは興味深いところですが、収録曲については断片的に切り取った形でしか収められておらず、音楽作品として観ると期待を外されるかもしれませんね。

映像の方もホームムービーで撮ったような映像なので、画質は粗く、画面サイズも最近では珍しい4:3での収録と、やや気になる部分もあります。

まぁ、ファン以外の人が観ても面白くないでしょうし、ファンが観ても微妙な出来といった印象でしょうか。

2011年12月には、8年に渡って行われたイラク戦争が終結し、改めて開戦の是非が問われる機会も多くなっています。

9・11をもう一度考える、資料的な意味合いで観るということでどうでしょうか。

コメントを残す