The Rolling Stones『Some Girls Live In Texas ’78』

ザ・ローリング・ストーンズが、1978年7月18日にテキサス州フォートワースにあるウィル・ロジャース・オーディトリアムで行ったライヴを収録した『Some Girls Live In Texas ’78』がリリースになりました。

16mmフィルムで撮影された映像は、今まで眠っていたのが不思議なぐらいクリアな画質で、音声についてもDTS5.1chで当時のステージが見事に再現されています。

この時期のストーンズといえば、ディスコ・サウンドを取り入れたシングル「Miss You」や、アルバム『Some Girls(女たち)』がアメリカで大ヒットし、同時に行われた北米を回るサム・ガールズ・ツアーも好評を博していました。

ステージの方は、5人のメンバーにピアノにイアン・スチュワート、キーボードにイアン・マクレガンが参加しており、「Far Away Eyes」でバイオリンのダグ・カーショウがゲスト参加するだけというシンプルな構成。

今では珍しい、ミック・ジャガーのキーボード弾き語りや、キース・リチャーズがミックとハモったり、ロン・ウッドがコーラスに参加していたりするシーンも観られます。

演奏の方は、77年の『Love You Live』、81年のステージを収録した『Still Life (American Concert 1981)』『Let’s Spend The Night Together』と比べると、ベスト・パフォーマンスと呼べるものではないですが、この時期のオーソドックスなコンサートをクリアな映像で観ることができるのは、なかなか興味深いところ。

キースのプレイがやや控えめで、代わりにロニーが弾きまくっているのは、キースがまだ新規加入のロニーに気を使っているのでしょうか。

それとDVDにはボーナス・フィーチャーとして、現在のミックのインタビュー、1978年10月7日にサタデー・ナイト・ライヴに出演した時の映像、USツアー開始前に収録されたリハーサルの様子やメンバーへのインタビュー映像が収録されています。

サタデー・ナイト・ライヴの映像は、狭いスタジオで異常にハイテンションなミックと、落ち着いたバックの演奏とのギャップがちょっと笑えますね。

来月には『Get Yer Ya-Ya’s Out! The Rolling Stones In Concert』『Exile On Main ST.(メイン・ストリートのならず者)』に続き、『女たち』も未発表音源を追加したスーパー・デラックス・エディションが発売になるので、こちらもセットでチェックするのが良いのではないでしょうか。

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