The Beach Boys『SMiLE』

最も有名な未発表アルバムとも言われているザ・ビーチ・ボーイズの『SMiLE』が、レコーディングから45年を経てついに発売になりました。

元々は彼らの代表作『Pet Sounds』の次にリリース予定でしたが、完璧主義のブライアン・ウィルソンがノイローゼになったことにより制作中止。

その後、他のメンバーが楽曲の一部を録音し直した『Smiley Smile』が制作されましたが、こちらは低い評価となりました。

そして2004年には、ブライアンが当時のコンセプトに沿って再レコーディングした『SMiLE』が発売になっていましたが、今回リリースされたのは当時のオリジナル・テイク。

もし完成していたらザ・ビートルズSgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』以上の評価を受け、ロックの歴史を塗り替えたかもと言われる本作だけに、ファンには待望のリリースでしょう。

さて内容の方ですが、ブライアンのソロ作『SMiLE』を完成形とするならば、今作はけっこう完成に近い状態まで制作が進んでいたような印象です。

ところどころ音数が足りない部分もありますが、十分に全体像を把握できる状態になっており、アルバムの流れもシッカリしています。

確かにこれが当時リリースされていたら、なかなか革新的なアルバムだったことだと予想されますね。

ブライアンのソロ・バージョンと比べると、音質の悪さが逆に良い雰囲気を醸し出しています。

まぁ完全にファン向けのアイテムであることは、間違いないでしょうが。

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