Sigur Rós『Inni』

2008年に無期限の活動休止に入ったシガー・ロスですが、その直前の2008/11/20~21に行われた、ロンドンのアレクサンドラ・パレス公演を収録した『Inni』が発売になりました。

ステージはメンバー4人だけの演奏で、楽曲もオリジナルに比べると重厚感が薄れた代わりに、よりライヴ感の強い演奏になっていますね。

収録曲も『Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust(残響)』ツアーでありながら、過去作からも万遍なくチョイスされており、代表曲はひと通り抑えたベスト的な内容です。

シガー・ロスといえばポストロックを代表するバンドのひとつですが、どうも環境音楽チックで、聴いていると眠くなるイメージがありましたが、今作のステージでの表現力の豊かさは圧巻といったところ。

その世界観にグイグイ引き込まれていくような感じです。

そしてラストは『()』からの「Popplagið」で締められた後、スタジオ録音の未発表曲「Lúppulagið」がオマケで収録。

ピアノのリフレインが流れる中、静かにアルバムは幕を閉じます。

また今作は、ヴィンセント・モリセット監督がドキュメンタリー映像も制作。

通常のライヴ映像ではなく、過去のテープからの映像も加えて、モノクロ・タッチで作られたひとつの作品といった感じで、彼らの世界観をうまく捉えているのではないでしょうか。

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