Peter Gabriel『New Blood』

ピーター・ガブリエルが2010年の『Scratch My Back』と同じく、オーケストラをバックにしたニュー・アルバム『New Blood』を発売しました。

『Scratch My Back』の前は2002年の『Up』、その前は1992年の『Us』だっただけに、彼にしては珍しく早いインターバルでのリリースです。

とはいえ『Scratch My Back』はカバー集、今作は自身の楽曲のリメイク作となっており、どちらも純粋な新作というわけではないですが。

今作の選曲はオーケストラにマッチする楽曲を選んだということで、いわゆるベスト盤的な内容ではないですが、代表作『So』から4曲が選ばれており、「Red Rain」「Don’t Give Up」あたりは耳馴染みのあることでしょう。

サウンド的にはオーケストラで統一しているだけに、どうしても変化が少なくはあるのですが、その分ピーターの抑揚の利いた歌い方が目立つ形になっています。

それと今作はデジタル配信もされており、iTunes LP版ではボーナス・トラックとして全曲のインストゥルメンタル、『Us』収録の「Blood of Eden」、『Up』からの「Signal to Noise」が付属。

また、今作のリリース前から行われていたニュー・ブラッド・ツアーから、3/23~24日にロンドンのハマースミス・アポロのステージを収録した『New Blood Live In London』も同時リリースされています。

こちらは、日本盤で発売された洋楽アーティストとしては、おそらく初(?)となるBlu-ray 3Dでのリリース。

ライヴでは、代表曲「Biko」なども披露されているので、興味のある人はこちらもセットでチェックしておくと良いのではないでしょうか。

リメイク作というのは、オリジナルを知っている人が聴いて楽しむものではあるので、今作は万人に薦められるものではないですが、往年の名曲をオーケストラでゆったり楽しむのもオツかもしれませんね。

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