Wynton Marsalis & Eric Clapton『Play The Blues – Live From Jazz At Lincoln Center』

2010年に『CLAPTON』でジャズのアプローチに挑戦したエリック・クラプトンですが、そのアルバムで共演したマルサリス・ファミリーの次男坊ウィントン・マルサリスとのタッグで、4/8〜4/9にニューヨークのジャズ・アット・リンカーン・センターでのステージを収録した『Play The Blues – Live From Jazz At Lincoln Center』がリリースされました。

…といっても、演奏の方はクラプトン以外はジャズメンがバックを固めており、各自のソロもバランス良くフィーチャーされるので、どちらかと言えばクラプトンがゲスト参加したような格好になっています。

選曲の方はディキシー・ジャズが中心で、全体的に軽快で心地良いテンポで曲が進んでいきますが、総勢10名の大所帯バンドなので、クラプトンの歌もソロも控えめといった感じですね。

演奏曲の中で一番クラプトンのGibson ES-335が目立つのは、ベースのカルロス・エンリケスのリクエストで選曲に入った「Layla(いとしのレイラ)」でしょうか。

クラプトンのソロは相変わらずブルース寄りですが、全体的には1992年の『Unplugged』とも違った、ジャズ・タッチのアレンジが光る1曲になっています。

そしてラストの「Just A Closer Walk With Thee」「Corrine, Corrina」、ボーナス・トラックの「Stagger Lee」では、タジ・マハールがゲストで登場。

歳を重ねてちょっとしゃがれ声になりましたが、渋い歌声で楽曲をサポートしています。

ということで、今作はクラプトン目当てで聴くとアレっと思うかもしれませんが、ジャズのビッグバンドにクラプトンがゲスト参加したものと思えば、それなりに楽しく聴けるのではないでしょうか。

通常版と、DVDがセットになったCD+DVD版がありますが、映像付きで観た方が楽しめるだろうと思います。

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