喫煙者の言い分

最近はタバコがずいぶん悪者扱いされている風潮がありますが、喫煙者は就職にも影響するようです。

喫煙 企業30%採用に影響か
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110105/t10013212541000.html

まぁ確かに体には悪いし、嫌煙家からすれば、同じ仕事をする際にタバコ休憩する人に不公平感を感じるところもあるでしょうから、企業側がそれに合わせるのも仕方ないところでしょう。

ただ、喫煙者としての視点を書かせてもらうと、会社勤めのサラリーマンだった頃は、このタバコ休憩というのはひとつのコミュニケーションの場にもなっていたわけです。

オフィス・ビルなんかでは、最近は喫煙スペースは1Fの外とかになっているパターンが多く、そこにタバコを吸う人が集合することになります。

デスクに向かっている間は、同じ部署の人との会話ばかりですが、喫煙スペースに行くと他部署の人も集まっており、しょっちゅう顔を合わせている内に次第に会話するようになっていきます。

システム部の人間というのは、基本的に会社の財務状況や、マーケティングに関する話などはまったく耳に入らないので、それを気にしていないで制作している人も多いですが、タバコを吸いながら他部署の人と話したりすると、「あの案件は今月中に納品しないと、キャッシュ・フローが苦しいなぁ」とか、「こういったレイアウトにするとクリック率が上がる」とか、普段の業務だけでは知りえない知識なども得ることができるわけです。

こういった知識は、もちろん自分の業務にも反映されましたし、独立してからもずいぶん参考にさせてもらいました。

また、他部署の人とも円滑な人間関係を保つ場にもなっていたかと思います。

システム会社だと、営業部とシステム部は仲が悪いパターンが多かったりしますが、結局コミュニケーションが取れていないだけのケースが多いだけではないでしょうか。

決してタバコを吸う事を推奨はしませんが、社員全員が非喫煙者になると、こういったコミュニケーションの場は無くなりますし、代わりの場を用意できるかというと、ほとんどの会社では難しいだろうと思います。

タバコを吸わない人は気付かないのかもしれませんが、こういった方向性はメリットもある分、失う物もあることを認識しておく必要があるかと思います。

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