Paul McCartney & Wings『Band On The Run』

ポール・マッカートニー&ウイングスが1973年に発売した代表作『Band On The Run』が、ボーナス・トラック、ボーナス映像を付属して、最新リマスターを施した形でリリースされました。

パッケージの方は、CD1枚の通常盤、CD2枚+DVD1枚のデラックス・エディション、CD3枚+DVD1枚のスーパー・デラックス・エディションの3種類。

また、この作品だけでなく、ポールがレコード会社を移籍したことをキッカケに、今後続々と同方式の発売が続くとか…

楽しみではあるのですが、財布には優しくないですね。

ちなみに、今作は1999年にも『25th Aniversary Edition』として再発されており、この時に付属された未発表トラックは、今回のスーパー・デラックス・エディションに再収録されています。

ということで、未発表音源だけをゲットしたい場合は、デラックス・エディションを選択しておくのもアリかもしれませんね。

それとスーパー・デラックス・エディションのオマケとしては、封入されているカードに記載されているパスワードで、特設サイトへアクセスして、2種類の96kHz/24bitリマスター音源がダウンロード可能になります。

こちらは約5GBとかなり巨大なファイルですが、最近のマスタリングの風潮に沿ったノイズ・リダクション、コンプレッサーを多用したリマスターと、元のミックスを尊重したリマスターの聴き比べができるようになっています。

実際に聴き比べてみると、現代風の方は音圧が凄いですが、聴いていて疲れる感じ。

原音を大事にした方は、心地良く耳に響く印象というところでしょうか。

そして、今回の一番の目玉が付属のDVD。

シングルのPVや、プライベート・ビデオ、アビー・ロード・スタジオでTV放送用に収録された『ワン・ハンド・クラッピング』のスタジオ・ライヴが収録されており、貴重な映像が満載です。

『ワン・ハンド・クラッピング』は収録されたもののボツになった映像で、今作のディスク2の収録分と合わせて、非常にリラックスしながら演奏を楽しんでいるメンバーがなかなか興味深いです。

まぁとりあえず、今作は確実にコアなファン向けの作品というところですかね。

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