Eric Clapton『CLAPTON』

前作『Back Home』から5年ぶりとなるエリック・クラプトンの新作は、自身の名前をタイトルにした『CLAPTON』。

前作との間には、J.J.ケイルとコラボした『The Road To Escondido』や、スティーヴ・ウィンウッドとのライヴ盤『Live From Madison Square Garden』などもありましたが、自身の作品としては久しぶりのリリースとなりました。

アルバムの冒頭「Travelin’ Alone」はシットリとスタートし、歌物中心の楽曲が数曲続きますが、ウィントン・マルサリスが加わった「How Deep Is The Ocean」、さらにトロンボーン・ショーティも参加した「My Very Good Friend The Milkman」あたりになると、いつになくジャズ・テイスト溢れた楽曲が登場します。

今作の1stシングルもジャズの名曲「Autumn Leaves(枯葉)」となっており、要所でジャズが意識されているようですが、まぁでも基本的にはクラプトンらしいブルース寄りのイメージが強い印象です。

「Diamonds Made From Rain」では、ゲストにシェリル・クロウが参加。

スロー・バラードを、クラプトンとのデュエットで飾りますが、シェリルのギター・プレイが無いのはちょっと残念なところでしょうか。

ギター・プレイで目立っているのは、2曲で参加しているオールマン・ブラザーズ・バンドデレク・トラックス

「Rocking Chair」では渋いスライド・プレイを、「Run Back To Your Side」ではクラプトンとの熱いギター・バトルを聴かせてくれています。

アルバム全体としては、けっこう地味なイメージとなっていますが、割とスルメ的な楽曲が多く、いつも通り音質が抜群に良いので、クラプトン・ファンならそれなりに楽しめるのではないでしょうか。

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